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更新日:2024年8月19日
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僕が入団したのは、地元が好きだからです。父が団員で、仕事をしながら地域貢献する姿をかっこいいと思っていました。7月28日に行われた操法大会に向けた練習では、20代~40代の団員が一致団結して、細かいことまで指摘し合って頑張りました。会社の営業の仕事とはまた違う、貴重な経験です。
車両もポンプも機械も、何かあった時に対応できる状態であることが必要で、月に2回点検しています。そのほか年2回の大きな訓練や消防職員と一緒の自主訓練も行います。分団員はみんな地域を思う気持ちが強いですね。3.11の時、停電で連絡が取れず召集はかかっていないのに、分団員が自然に小屋(分団基地)に集まっていたことを思い出します。大型台風が来て小屋での待機が長かったときも、皆ずっと残ってくれていました。私はサイレンが鳴るとすぐ目が覚めて準備を考えてしまいます(笑)。
父や弟の活動を見ていて興味があったので入団しました。川の氾濫などの連絡がきて出掛けていく様子から使命感がひしひし伝わっていましたから、私も手伝いたかったのです。
操法大会の訓練披露で私は津波避難の誘導役でしたが、実際にやってみると活動服や救命胴衣が暑いし、走り回るには靴も重いですね! 事前練習では、他の分団の先輩方と一緒なので、初めは出なかった声も、やっているうちに出てきて実感が湧きました。先輩方のはきはきした、しっかりした姿に女性のパワーを感じました。
中川家のお母さん:分団員の皆さんもけがや事故のないように、とそれだけを思っています。息子は地域貢献をしながら成長させてもらっています。娘から入団したいと聞いた時は戸惑いましたが、春菜らしいと思いますので見守っていきます。
消防団は災害現場に駆け付けるだけでなく、日々訓練や警戒警備、広報活動なども行っています。団員は皆、仕事をしながら消防団の活動を行っているので、出動要請があった場合に、その地域の消防団だけでは人数が揃わない場合があります。その時は隣の分団と連携を取りながら、対応しています。消防団が火災や災害の現場に行くことで、消防職員が次の現場に出られるよう、これからもサポートしていきます。
地域への恩返しのつもりで、入団しました。第21分団は七里ガ浜、西鎌倉、南鎌倉山など、活動エリアが鎌倉で一番広い分団で、団員は22人います。私は団員のコミュニケーションに気をつけて、毎月の器具点検では話しやすい雰囲気づくりを心掛けています。また体調管理も大切です。いつ出動要請が掛かるかわかりませんから。
大船地区では水害があります。柏尾川の氾濫やフラワーセンター前の浸水です。大きな災害では、状況を見て周囲の分団に加勢を頼みます。昼間の火災で各分団に5人ぐらいずつしかいない時、5分団が出動して2時間交代で朝まで見回りしたことがあります。皆、仕事を放り出してでも現場に行こうとしますが、無理に仕事を休まないように、と言っています。私の本業は植木職人ですが、消防団も責任感からだんだん好きになってしまい、今は好きだからやっています。
市内の受け持ち区域に住む18歳~44歳で、心身が健康な人に、男女を問わず入団資格があります。お問い合わせは、消防総務課 電話44-0985へ、どうぞ。