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更新日:2023年11月2日
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特に記載のない催しは参加自由、無料
子ども・子育てに関するイベント情報は、(★子ども子育て情報)が目印です。
費用300円。
11月25日(土曜日)・26日(日曜日)…同公園休憩舎 9時00分~14時00分
12月17日(日曜日)…同公園管理事務所 13時30分~15時30分
会場は同公園管理事務所。時間は10時30分~12時00分。
【問い合わせ】同会電話45-2750
対象は市内の小学5年生以上の人(小学生は保護者同伴)。先着20人。費用1回300円(初回は500円)。
11月26日~来年3月11日の日曜日で5回…笛田公園庭球場 12時00分~16時00分(3月11日は13時00分~17時00分)
【申し込み】11月15日以降に電話かFAXで催し名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・性別・学年を鎌倉ソフトテニス協会・中島(電話22-3028、FAX22-1952)へ
混合ダブルスのテニス大会。18歳以下の人は保護者同伴。先着16組。費用1組4000円。
12月29日(金曜日)…笛田公園庭球場 9時45分~15時00分
【申し込み】同公園管理事務所 電話32-0559
枝や木の実で作る。先着30人。費用1000円。
12月2日(土曜日)…鎌倉生涯学習センター 10時00分~12時00分
史跡や緑地の手入れ。時間は9時30分~12時00分。
平昌・東京オリンピックを楽しむ前に、過去のアスリートたちを思い、花言葉を考える。先着15人。費用100円。
12月16日(土曜日)…若宮大路ビル(小町) 14時00分~16時00分
【申し込み】1.2.は随時、3.は11月15日以降に同会(電話23-6621=日・月曜日、祝日を除く)へ
時間は9時30分~12時00分。集合は鎌倉中央公園農家風休憩舎。
対象は小学5年生以上の人(託児あり、要申し込み)。各先着30人。費用500円。
【申し込み】同会・事務局 電話47-1164(木曜日を除く)
各先着10人。
11月18日・25日の土曜日…鎌倉ダンスプラザ(御成町) 10時30分~11時45分
【申し込み】プレリュード根志・根志 電話070-6553-7291)へ
会場は白石ダンススタジオ45西鎌倉。
先着6人。費用1回500円。
12月3日~来年1月28日の日曜日で8回…11時00分~12時00分
先着8人。費用1回1000円。
12月4日~来年1月29日の月曜日で7回…10時00分~11時00分
【申し込み】11月15日以降に同連合・林(電話090-6707-9335)へ
歌を歌いながら体を動かして認知症を予防する。対象は市内在住の60歳以上の人。先着20人。
12月1日~来年2月16日の金曜日で5回…今泉さわやかセンター 10時00分~11時30分
【申し込み】11月15日以降に電話か直接、同センター(電話45-4611)へ
介護者の体力測定を行う。対象は市内の人。先着30人。
12月14日(木曜日)…深沢学習センター 10時00分~11時30分
【申し込み】11月15日以降に地域包括支援センターみどりの園鎌倉(電話62-0666)へ
12月3日(日曜日)…鎌倉パークホテル駐車場(坂ノ下)
8時30分ごろから整理券を配布
魚介類や鎌倉やさいの直売。時間は10時00分から(売り切れ次第終了)。荒天中止。
【問い合わせ】同組合電話22-3403
12月7日(木曜日)…同組合事務所前
魚介類や鎌倉やさいの直売。時間は10時00分から(売り切れ次第終了)。荒天中止。
【問い合わせ】同組合電話32-4743
民謡、踊り、コーラスなど。
11月23日(木曜日・祝日)…深沢学習センター 13時00分~17時00分
【問い合わせ】深沢地区連合町内会(深沢支所内)電話48-0021
大学生、専門学校生、高校生を中心に音楽サークル活動をしているアマチュア集団が演奏活動をする。雨天中止。詳細は鎌倉市まちづくりプランコンテストのホームページで。
12月3日(日曜日)…大船観音寺、建長寺など 12時00分~16時00分
【問い合わせ】同実行委員会 電話090-4109-2987
対象は借金の返済で悩んでいる人、総量規制で借りられなくなった人など。先着4人。1人1時間程度(事前相談含む)。
12月6日(水曜日)…市役所822会議室(第4分庁舎) 12時30分~15時45分
【申し込み】11月15日以降に市民相談課(内線2358)へ
対象は市民活動団体。日時・会場は申し込み時に相談。
【申し込み】NPOセンター鎌倉電話60-4555
安心して行き来できるまちづくりについて。先着100人。
11月18日(土曜日)…福祉センター 13時30分~16時30分
【問い合わせ】鎌倉バリアフリー研究会 電話31-8942
フラワーアレンジメント技術を学び、作品を介護施設へ届ける。対象は市内の60歳以上の人。先着20人。費用1500円。
11月28日(火曜日)…鎌倉生涯学習センター 13時30分~15時30分
【申し込み】11月15日以降に鎌倉市シルバー人材センター(電話33-0803)へ
対象は市内の人。先着100人。
11月19日(日曜日)…福祉センター 13時30分~15時30分
【申し込み】かまくら認知症ネットワーク 電話47-6685
ドキュメンタリー映画「福島生きものの記録5~追跡」の上映と関野吉晴さん(探検家)の話。先着250人。費用1500円(中学・高校生500円)。
12月9日(土曜日)…鎌倉生涯学習センター 18時30分~21時10分
【申し込み】電話かEメールで催し名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を鎌倉・岐(わか)れ路の会(電話24-0501、Eメールcrossroadcafe_kamakura@yahoo.co.jp)へ
緩和ケア認定看護師の講義。対象は市内在住の人と家族が市内在住の人。先着30人。
12月13日(水曜日)…玉縄学習センター 10時00分~12時00分
【申し込み】地域包括支援センターささりんどう鎌倉 電話42-3702
クラシックギターのソロ演奏会。費用2000円(学生1000円)。
12月3日(日曜日)…カトリック由比ガ浜教会 14時30分~16時30分
【申し込み】FAXかEメールで催し名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号をbit(電話・FAX22-2457、Eメールbit_1203@yahoo.co.jp)へ
吹奏楽の演奏会。先着1500人。
12月10日(日曜日)…鎌倉芸術館 14時00分~16時00分
【問い合わせ】三菱電機ソシオテックウインドオーケストラ 電話080-3250-6654
先着550人。費用1500円(前売りあり、席の不要な3歳以下は無料)。
12月22日(金曜日)…逗子文化プラザホール 15時00分~16時10分
【申し込み】電話かEメールで催し名、氏名、電話を鎌倉楽堂(電話080-3468-5152、Eメールkamakuragakudo@gmail.com)へ
先着300人。費用3000円。
12月23日(土曜日・祝日)…カトリック雪ノ下教会 18時30分~21時30分
【申し込み】11月15日以降にグロリア少年合唱団・松村(電話045-825-0522)へ
市民通信員が身近な話題をリポート
毎年1月8日、ここ今泉の地にまつわる説話に由来するハガチ(ムカデ)を模した大注連縄(しめなわ)が奉納されることで知られる白山神社。その参道口には、この地に生を受けた狂歌師・酔亀亭(すいきてい)天廣丸(あめのひろまる)の碑が佇んでいます。
鎌倉と文学といえば、中世戦記物の舞台であるばかりでなく、禅僧による漢詩文からなる五山文学、鎌倉を創作の地とした多くの近代以降の文豪たちによる作品の数々がまず挙げられます。しかし、四方赤良らを中心として江戸後期に隆盛した狂歌師の中にも鎌倉との縁を見つけることができます。
ところで、この碑に刻まれた歌、「くむ酒は これ風流の眼なり 月を見るにも 花をみるにも」とは別に、東京都港区善学寺の碑に残る天廣丸の辞世の歌、「心あらば 手向けて呉よ 酒と水 銭の有る人 銭の無き人」。この狂歌について、単に世捨て人の戯れと捉えることはたやすいですが、人々が各々の立場を超えて互いに思いやることのできる社会の実現を願った、彼の広くそして深く温かなまなざしを物語っているとも言えるのではないでしょうか。
大船地区 浅井 靖生
扇ガ谷東北の泉ヶ谷(いずみがやつ)にある浄光明寺は、鎌倉幕府第6代執権北条長時(ながとき)(1230~64年)を開基(かいき)、真阿(しんあ)(?~1296年)を開山(かいさん)として建長3(1251)年に開創した古義真言宗泉涌寺派(こぎしんごんしゅうせんにゅうじは)の寺院です。当初は浄土宗系であったのが、後に真言・天台・禅・律の四宗兼学(ししゅうけんがく)の道場となりました。
現在の本尊阿弥陀如来坐像が造像された正安(しょうあん)元年(1299)頃に建立されたと推定される阿弥陀堂は、延慶(えんぎょう)3(1310)年11月の鎌倉大火で延焼し、復興したと考えられています。同寺は南北朝から室町時代中期にかけて足利氏の帰依(きえ)を受け隆盛しましたが、その後は衰微し、江戸時代になると本堂の阿弥陀堂や惣門が大破するなど、境内は荒廃していたと伝えられています。
現在の阿弥陀堂は、山門を入った正面石段上に、以前の阿弥陀堂とは位置を変えて建てられており、棟札(むねふだ)には寛文(かんぶん)8(1668)年に扇ガ谷の堂宮(どうぐう)大工河内三左衛門(かわちさんざえもん)という人が造営したと書かれています。
堂は平面が約8・5メートル四方の規模で、外廻りに両開きの桟唐戸(さんからど)や花灯窓(かとうまど)を配するなど、中国から伝えられた禅宗様が用いられています。側柱(がわばしら)はすべて中世建築からの転用材が利用されており、径33・3センチ、長さ3・3メートルです。そして、板壁などに古材が用いられているほか、軒の構成に室町風の技法が残っています。
内部は土間床で、中央付近に禅宗様の須弥壇(ルビ:しゅみだん)(仏像などを安置する高い壇の一種)が置かれています。この壇は本尊台座に書かれた墨書銘(ルビ:ぼくしょめい)から、応仁(ルビ:おうにん)2(1468)年に造られたことがわかります。
当堂は江戸時代初期の建築でありながら、柱がすべて中世建築の転用であり、多くの中世古材や室町風の技法が残されているなど、鎌倉における中世仏堂の姿を考える上で貴重です。
文化財課