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更新日:2024年2月1日
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青少年課 電話44-2611(玉縄青少年会館内)
市青少年指導員連絡協議会と市の共催で、市内の中学生を対象に作文を募集しました。564点の作文が寄せられ、選考の結果、20人が入賞しました。その中から、市長賞を受賞した眞野萌惠さんの作文を紹介します。
腰越中学校 2年 眞野 萌惠(まの もえ)
鎌倉というまちは、歴史や文化と切り離しては考えられない。「歴史」と聞くと、とっさに「深くは知らない…。」と思ってしまう人も多いだろう。実際、この鎌倉で生まれ育った私でも、すぐに背を向けたくなってしまう。
しかし、よく考えてみると、私の周りには、毎年祭りに参加し、太鼓をたたいている人が沢山いる。私自身も、何度か参加した写生大会で寺社や文学館を訪れ、文化財を描いたり、鎌倉彫の体験に参加して魅力を知ったりしたこともある。何も知らないと思っていた私も、「歴史や文化」を意識せずに参加し、色々な形で触れ合っていたのだと気づくことができた。
私の生まれ育った腰越のまちは小さいけれど、だからこそ人と人とのつながりが濃いように思う。海も山もあり、祭りなどを通し、皆で歴史や文化、自然を守ることで、よりつながりが深まる。横浜から嫁いできた私の母は、昔からの祭りを守る腰越に、とても魅力を感じたそうだ。私たちは、意外に身近なことで歴史や文化とつながっている。
10年後、私は大学を卒業し、社会人になっている。一人暮らしを始めたり、市外の会社へ通勤したりする人も少なくないだろう。つまり、私たち10代は、この鎌倉で過ごす時間がぐんと減り、このまちに住んでいるかどうかも分からないのだ。だから私は、この鎌倉を「帰ってきたくなるまち」にしたいと思う。鎌倉に住んでいる人だけでなく、遊びに来た人たちも、鎌倉を離れた人でも、皆が「やっぱり鎌倉が一番ほっとするな。」と思えるまちにできたらいいと思う。具体的には、心が安らぐ落ち着いた雰囲気があり、風景や緑が美しいなど、歴史や文化と共に自然も、今よりももっと大切にするまちにしたい。
腰越のように、小さくても人と人とのつながりが深いまちが増え、鎌倉市民全員が、歴史や文化、自然を守ることでつながれたら、それこそが帰ってきたくなるまちだと思う。守ることでつながる。そのつながりが、まちづくりの大きな力になっていく。歴史や文化、自然は鎌倉になくてはならない。だからこそ、歴史や文化と聞いても、力まないで参加し、感じたり楽しんだりしたい。小さな一歩でも、それが歴史や文化を守ることにつながるということを、少し意識して踏み出したい。鎌倉市民であることに誇りを持つ人が、もっと増えたらいいと思う。私は、そんな鎌倉に帰ってきたい。(原文のとおり)
眞野 萌惠 (腰越中学校2年)
小野 百華(第一中学校1年)
伊藤 遥倖(岩瀬中学校1年)
問い合わせは各担当へ
軽自動車税は4月1日にオートバイ・軽自動車の登録がある人にかかります。
車両を譲渡・廃車した場合や盗難に遭ったときは名義変更・廃車の手続きが必要です。手続きをしないと、盗難や廃棄により車両自体を所有していなくても、課税の対象となりますのでご注意ください。
手続きは、車両種別により場所や方法が異なります。事前にお問い合わせください。
平成29年4月1日~30年3月31日に新規登録し、排出ガス量や燃費性能が優れているなど環境への負荷が小さい車は30年度課税に限り、税率が軽減されます。
なお、新規登録から13年を経過した三輪以上の軽自動車(電気自動車などを除く)は、高い税率(経年重課)が適用されます。
初年度検査年月…車が新車時に初めて車両番号の指定を受けた年月
軽自動車車種区分
軽自動車車種区分
新規登録から13年を経過した三輪以上の軽自動車(電気自動車などを除く)は、高い税率(経年重課)が適用されます
軽自動車車種区分
28年から税率が変更されました
納税課 電話61-3911