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更新日:2024年8月5日
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市観光協会 電話23-3050
半世紀以上の長い歴史がある鎌倉薪能。虫の音、月の光、そよぐ風を感じながら、能は宝生(ほうしょう)流による「乱みだれ」(5日)と金春(こんぱる)流による半能「石橋(しゃっきょう)群勢」(6・7日)、狂言は和泉流 野村万作・萬斎、石田幸雄による「蝸牛(かぎゅう)」の見応えある演目をお届けします。
(注)雨天中止。開演前に中止の場合は料金払い戻し
(注)撮影・録音はできません
(注)小学生以下の人は入場できません
教養センター 電話32-1221
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月曜日で全8回。午前の部(9時30分~11時30分)か午後の部(13時30分~15時30分)を選択。各定員100人。資料代300円
(敬称略)
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講師(敬称略)
9月4日~12月4日の火曜日で10回…10時30分 ~13時00分 材料費10,000円
鎌倉薬膳アカデミー(御成町)
山内正恵(同アカデミー)ほか
9月6日~12月6日の木曜日で10回…10時00分~11時45分 資料代100円
大船ミュージックボックス
下村雄士(作詞・作曲家)
9月7日~11月16日の金曜日で10回…9時30分~11時30分 教材費1,000円
藤江峰夫(フェリス女学院大学名誉教授)
9月13日~12月13日の木曜日で10回…13時30分~15時30分 資料代200円
野地安伯(元文教大学講師)
9月14日~12月14日の金曜日で6回…13時30分~15時30分 教材費3,000円
柴田漢央(藝楽塾アーティスト)
9月25日~12月4日の火曜日で10回…9時30分~11時30分 資料代200円
伊藤淳(鎌倉女子大学講師)
9月26日~12月5日の水曜日で8回…13時30分~15時30分 資料代200円ほか
鎌倉ガイド協会会員
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(敬称略)
9月3日~12月17日の月曜日で8回…14時00分~15時30分
松原かおる(骨盤・骨格エクササイズマスターインストラクター)
10月3日~11月28日の水曜日で8回…13時30分~15時00分
石渡孝広(鎌倉市スポーツ指導員)
鏑木清方記念美術館 電話23-6405
鏑木清方(かぶらきよかた)は、「金沢八景」で知られた風光明媚(めいび)な横浜・金沢に、幼い頃から憧れを抱き、今から百年前の大正7年に当地を初めて旅し、後年別荘を構えました。
本企画展では、滞在中につづった絵日記のほか、金沢八景の自然、夏の風物を描いた作品をご紹介します。
対象は、ABともに参加できる人。定員40人。抽選。
【申し込み】往復はがき( 1人1枚)で、催し名、住所、氏名、電話番号を、8月10日(必着)までに鎌倉国宝館(〒248-0005雪ノ下2-1-1 、電話22-0753)へ
江ノ島電鉄極楽寺駅から南へ700メートルほど行った路傍の一隅に築かれた石垣の上に、供養塔があります。一帯はもともとは横に広がるように盛り上がった塚状の地形の上にあったといわれています。
元弘3(1333)年、新田義貞率いる討幕軍が鎌倉へ侵攻した際、新田軍の将・大館宗氏率いる部隊が稲村ヶ崎から極楽寺坂の切通へ攻め込みました。部隊は切通を突破したものの、現在の御霊神社のあたりで幕府軍の反撃に遭い、退却を余儀なくされました。宗氏以下11人はいったん腰越まで退き、再びとって返しましたが形勢は変わらず、戦死したと伝わっています(『太平記』・『梅松論』)。
宗氏主従が葬られた地には、戦死者の菩提を弔うため江戸時代になって十一面観音の堂が建てられ、これが十一人塚の始まりとされています。
現在残る供養塔には、さらに後の文久2(1862)年に建立されたことがわかる銘があり、正面=大館又次郎源宗氏主従十一人墓 元弘三癸酉五月十九日 於此処戦死左側=旧塚上標松前建之 宗氏後胤 越州福井藩 大谷俊氏 同氏亮右側=于時文久二壬戌年と記されています。文久年間に塚の上にあった松は枯れてしまい、現存する松は後に植えられたものです。この他、明治22(1889)年には塚の改修が行われており、それを記した石碑が残されています。
昭和36(1961)年、市は十一人塚を市指定史跡に指定しました。塚には現在も手向けられる花や供物が絶えず、後世の人々によって大切に守られています。
【文化財課】