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更新日:2024年10月17日
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このたび市は、童話作家・角野栄子さんに対して、その優れた功績をたたえ、鎌倉市市民栄誉表彰を行いました。これは市内在住で、学術、文化、芸術、スポーツその他の分野において、特に優れた業績をあげるとともに、広く市民に希望を与え、かつ、活力をもたらしたと認められる功績の顕著な方を表彰する制度です。
「鎌倉が好き」という角野さんは、「鎌倉という字が付いた賞はとてもうれしく、ありがたい」と喜びを述べられました。このまちには海、山をはじめ、お寺や神社、散歩できる小道など、宝ものがたくさんあって、人も温かい。いつまでも美しい鎌倉が続くよう願っている、と喜びを語られました。
角野さんは今年3月に児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞」の作家賞を受賞しています。
秘書課…内線2211
1935年生まれ。アニメ化もされた『魔女の宅急便』シリーズ(福音館書店)や『小さなおばけ』シリーズ(ポプラ社)をはじめ、多くの著作があります
1953年にIBBY(国際児童図書評議会)によって創設された、児童文学に永続的な貢献をした作家に贈られる賞です。
日本人で受賞したのは、作家賞では、まど・みちおさん、上橋菜穂子さんに次いで角野栄子さんが3人目となります。画家賞では赤羽末吉さん、安野光雅さんが受賞しています。
平成27年の国勢調査の確報値を基にしています