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更新日:2023年1月31日

広報かまくら平成30年度2月15日号1面

次世代に過大な負担を残さないために

私たちの未来は?

市では、昭和30~40年代の高度成長期につくった建物・道路・下水道などの公共施設の老朽化が進んでいます。

一方、人口減少・少子高齢化など、社会構造が大きく変容する中、既存の公共施設にも今までの枠組みにとらわれない考え方が求められています。今後、多くの公共施設が改修・更新時期を迎える現実に対し、次世代に過大な負担を残さないように今から未来のために施策を立てていかなければなりません。

公的不動産活用課…内線2565
都市整備総務課…内線238

(詳しくは広報PDF版をご覧いただくか、お問い合わせください)

人口減少社会の到来

やっぱり!鎌倉の人口は減っていくんだね。
となると、税収も減るよね。

2015年(平成27年)と比べると、2040年には

  • 人口は約13%減少
  • 約2.5人に1人が高齢者
  • 生産年齢人口(15〜64歳)は約23%減少

鎌倉市の将来人口推計

  • 2015年…173,019人→2040年…151,239人

2015年(平成27年)まで…総務省統計局国勢調査より
2020年以降…国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)」より

つくってきたたくさんの公共施設

えっ?!
鎌倉の公共施設って、こんなにあるの?

  • 建物の総延床面積は約40万平方メートル(公共施設再編計画より)
    …東京ドームに換算すると約8.6個分(東京ドームの面積46,755平方メートルで算出)
  • 市道の総延長 約621km
    …およそ鎌倉大仏〜岡山城の道のり(社会基盤施設マネジメント計画より)
  • 下水道(汚水)の長さ約488km
    …およそ鎌倉市〜大阪市の道のり(社会基盤施設マネジメント計画より)

(注)上記は公共施設の一例です

進む建物の老朽化

えっ?!
このまま全ての公共施設を維持するには、費用が2.6倍かかるの?!

  • 築30年以上の建物は、2013年度 約67%だったのが、
    →10年後→2023年度 約88%に(公共施設再編計画より算出)

公共施設にかかる経費の年間歳出実績と試算結果の比較

  • 歳出実績…約57億円/年
  • 将来経費の試算…約147億円/年

(注)歳出実績は、平成20〜25年度の建物の平均の管理経費と、平成25年度のインフラの管理経費を合計したものです

(注)将来経費の試算条件などは、建物と道路・下水道などのインフラで異なります

(公共施設等総合管理計画より)

平成31年1月1日現在

  • 人口:172,254人(前月比-4)人
  • 世帯数:74,340世帯(前月比+2)世帯

平成27年の国勢調査の確報値を基にしています

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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