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更新日:2018年3月1日

 2.3つのゾーンの整備

1)海岸ゾーン

(1)考え方

相模湾に面して広がる海岸線は貴重な資源であり、市民や来訪者のために整備し、活用を図ります。

整備にあたっては、海浜の自然環境、和賀江嶋や稲村ケ崎の歴史的遺産を保全するとともに、海浜景観の創出、水と緑が一体となったレクリエーションの場の創出、マリンスポーツへの対応等海浜環境の総合的な整備をめざします。

そのため、(仮)鎌倉海浜ベルト総合整備構想の策定を行います。

 

海岸の写真

(2)整備の方向性

<1>自然環境・景観

・海岸ゾーンの景観や歴史を活かした海浜環境の総合的な整備

・古都景域における原風景の継承

・海岸線の魅力ある景観の創出

・和賀江嶋等の歴史的遺産の保全・整備

・材木座、由比ヶ浜、坂ノ下、稲村ケ崎、七里ヶ浜、腰越の各海浜の特性に応じた整備

<2>基盤整備

・(仮)鎌倉漁港の建設の多角的な検討

・国道134号沿いの遊歩道や自転車利用のためのネットワーク整備と交通安全施設の整備

・鎌倉海浜公園の整備(スポーツ、レクリエーション施設など)

・国道134号の機能強化や防災機能、景観に配慮した整備の検討

<3>土地利用の規制誘導

・低層の住宅地を基本としつつ、各海岸の特性に応じて、保養、観光、商業の施設等の立地を規制誘導

・国道134号沿道では、一部中層の建築物を認めながらも、低層を基本として規制誘導

2)鎌倉シンボルゾーン

(1)考え方

鎌倉市のシンボル道路として、歴史や文化を感じさせ、上品で落ちつきのある若宮大路沿道のまち並みの整備をめざします。

(仮)古都中心市街地総合整備構想と、地元市民の活動成果を活かした整備を検討します。

(2)整備の方向性

<1>景観

・若宮大路を中心としたシンボル性の高い歴史的都市軸の形成

・建物の高さに配慮した都市景観の形成

・沿道建物相互の景観的調和

・公共事業による景観整備

<2>土地利用

・にぎわいのある土地利用の誘導

若宮大路の写真

3)大船・深沢ゾーン

(1)考え方

・大船駅周辺と深沢地域国鉄跡地周辺を結ぶ地区として、交通基盤の整備、新たな土地利用の誘導をめざします。

(2)整備の方向性

<1>土地利用

・産業複合地としての住環境と産業の調和

・住環境と調和する新しい産業の誘導

<2>基盤

・大船駅周辺地区と深沢地域国鉄跡地周辺地区を結ぶ道路等の基盤の整備

<3>景観

・柏尾川の河川景観の整備

・大規模施設の緑化などの推進

・建物相互の景観的調和

・車窓景観への配慮

お問い合わせ

所属課室:まちづくり計画部都市計画課都市計画担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3408(直通)

ファクス番号:0467-23-6939

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