ここから本文です。

更新日:2018年3月1日

1.現況と課題

1)市内の道路交通の状況

(1)広域幹線道路の状況

国道1号、横浜横須賀道路、国道134号などの広域幹線道路が市の外側または外縁部に位置し、市域を囲んでいます。さらに高速横浜環状南線の整備や、横浜湘南道路の都市計画決定に向けての手続きが進められています。

(2)道路整備水準

都市計画道路の整備水準については、整備済の割合が32.3%(平成7年)(県平均48.8%(平成8年))と低い上に道路網密度が低く、計画幅員も狭い状況です。

幅員12m以上の道路は少なく、ほとんどの道路が幅員12m未満です。市街地内の道路には、幅員4m未満の細街路も多く見られます。

地形上の理由から、谷戸に伸びる行き止まり道路が多くなっています。

丘陵部の計画開発住宅地へのアクセス道路が、一本の幹線道路に取りついているところが多く見られます。

道路が狭い等の理由で、歩道の設置率が低く、歩車が分離されていない道路が多いため、市民や観光客が安全快適に歩きにくい状況です。

市内の道路状況は、鎌倉、腰越、深沢、大船、玉縄と地域ごとに異なっています。

(3)道路の混雑状況

交通容量に対し、平日、休日共に交通量が多く、慢性的に混雑していますが、特に休日や夏期の交通量のピーク時に著しい渋滞が発生しています。

主要道路の混雑を避け、生活道路に自動車が流入する状況(通過交通)が見られます。

2)公共交通の状況

(1)鉄軌道系(鉄道、モノレール)

市内にJR、江ノ電、湘南モノレールを合わせて5つの路線があり、市の規模から見ると充実しています。

(2)バスサービス

バスのルートは、ほぼ市内の各所をカバーしており、サービス水準は高いものの、交通渋滞等による定時運行の困難さと運行速度の低下、一部の住宅地でのバス利用の困難さ、などが問題となっています。

3)駐車場

鎌倉地域や国道134号沿いでは、休日の観光客や夏期の海水浴客などによる路上駐車が見受けられます。

鎌倉地域においては、駐車場が主要な観光スポットに集中しており、駐車場を求めるマイカーによる混雑が発生しています。

大船地域では、施設に対応した駐車場が不足しています。

お問い合わせ

所属課室:まちづくり計画部都市計画課都市計画担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3408(直通)

ファクス番号:0467-23-6939

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示