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更新日:2018年3月1日
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人と環境にやさしい交通の都市を実現するため、第一に市民の通勤、通学、買物といった生活における交通環境の向上を図るとともに、あわせて観光客等の来訪者の交通環境の向上を図ります。
豊かな歴史や自然環境、緑による市街地の分節、休日の観光交通の集中、鎌倉時代からの市街地構造を今に残す鎌倉地域といった市の特性を踏まえた交通環境の整備を図ります。そのため、幹線道路の整備や公共交通の充実を図るとともに、交通需要管理*の実施による自動車利用の抑制を行います。
一方、市民生活や防災性の向上のために必要な道路の整備については、優先的に取り組みます。新たな道路整備にあたっては、必要性や効果を検討し、市民との合意形成を図りながら進めます。
鎌倉地域においては、道路等の物的な施設整備による対応が難しい面もあるため、地域の特性にふさわしい交通施策(交通需要管理*)の導入により、市民生活への影響を低減する必要があります。
市内に流入する通過交通が多く、交通環境を一層悪化させていることから、周辺の広域幹線道路の整備を進め、通過交通を排除します。そのため、県の広域幹線道路整備計画を基本とし、その整備効果を十分に享受し、かつこれを補完する観点からの道路整備を進めます。
大船・深沢を中心に腰越まで含めた地域では、広域幹線道路へのアクセス向上を図り、自動車交通に効果的に対応した交通体系を整備します。
都市地域においては、市民の交通環境の向上を図るための道路整備を行います。
東海道本線沿いの地域においては、大船や深沢の拠点整備等にあわせて、将来の鎌倉の活力を創造するため、自動車交通に積極的に対応した交通体系をめざします。
図 地域ごとの対応
![]() 出典:鎌倉市交通マスタープラン |
所属課室:まちづくり計画部都市計画課都市計画担当
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