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更新日:2018年3月1日
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昭和61年から平成7年までの10年間で、市内の582箇所においてがけ崩れが発生しています。
年別に見ると平成2年以降は減少傾向にあります。
表 がけ崩れ年別発生状況
資料:鎌倉市地域防災計画
昭和61年から平成7年までの10年間で、鎌倉駅周辺、材木座、長谷、極楽寺、腰越、梶原、大船駅周辺などで浸水しています。
図 鎌倉市の過去の災害発生地
![]() 出典:鎌倉市地域防災計画 |
地造成等規制法に基づいて指定され、宅地造成計画の審査並びに当該工事の施工に対する指導、監督を行っています。
図 市内の宅地造成工事規制区域
![]() 出典:鎌倉市地域防災計画 |
南関東地震や南関東地域直下の地震、東海地震等が予想されています。とりわけ、南関東地域直下の地震は、地震発生がある程度切迫しており、震度は6以上とされ、一部の地域では震度7になることも予想されています。南関東地震においても地震発生の切迫性は無いものの、震度5強以上、一部の地域では震度7も想定されています。
図 震度ランク予想(東海地震)
![]() 出典:鎌倉市地域防災計画 |
図 震度ランク予想(南関東地震)
![]() 出典:鎌倉市地域防災計画 |
鎌倉市における災害として水害、がけ崩れ災害、火災、地震災害が想定され、これらの災害に対して予防と避難、援助に対する対策を講じていくことが都市防災上の課題となります。
特に地震災害については、阪神・淡路大震災クラスを想定しており、その被害の特徴は以下に示すようなものとなっています。
・常住人口が多い夜間から早朝にかけての地震による家屋の倒壊やがけ地の崩壊等、また、火気使用の多い冬期の夕方の地震による出火と、道路交通網の途絶、消火用水の不足からもたらされる延焼拡大により、多くの死傷者が発生する可能性が高くなっています。
・地震直後は、津波の到着時間が早くなると予想されます。
・がけ地の崩壊等により道路交通網が途絶され、谷戸や丘陵地の一部の住宅地では一時的に孤立化する可能性があります。
・被災後の飲料水については、道路交通網の途絶や渋滞等を考慮すると、供給に支障が生じることが予想されます。
・応急対策活動については、勤務時間外には職員の参集に時間がかかり、迅速な対応が困難になると予想されます。
・被災直後の避難者の生活は季節条件などにより、生活環境の厳しさが予想されます。
・応急物資の集積や配送については、道路交通網の途絶等による困難が、また、物資管理についても季節条件による困難が予想されます。
所属課室:まちづくり計画部都市計画課都市計画担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階
電話番号:0467-61-3408(直通)
ファクス番号:0467-23-6939