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更新日:2022年1月4日

企画展「頼朝以前―源頼朝はなぜ鎌倉を選んだか―」開催のご案内

【会期】令和3年(2021年)9月25日(土曜日)~令和3年(2021年)12月18日(水曜日)

治承4年(1180)、石橋山の合戦で敗北を喫した源頼朝は、房総半島から武蔵国を経て、相模国の鎌倉に入ります。さらに八幡宮を現在の場所に移し、大倉の地を御所と定め、150年続く鎌倉幕府の基礎を築いていきました。以後鎌倉は、武家政権の象徴として歴史の表舞台に立つことになります。

では、源頼朝の入部以前、鎌倉はどのような場所だったのでしょうか。鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』には「所素辺鄙、而海人野叟之外卜居之類少之、(鎌倉は元々辺鄙なところなので、漁師や農民以外、居を定めようという者は少なかった」(治承4年12月12日条)と記されています。しかし市内の発掘調査では、原始・古代の人々の生活の跡や埋葬の痕跡、奈良時代の郡衙の遺構や「天平五年」の銘をもつ木簡が見つかり、『吾妻鏡』の記述とは異なる鎌倉の姿、地域の要衝としての一面が明らかになっています。また伊勢神宮の文書を集めた『天養記』には、頼朝の父義朝が館を構えていたことが記されており、頼朝以前の鎌倉の姿を伝えています。

本展では、市内の発掘調査でみつかった原始・古代の出土品や、鎌倉時代以前の鎌倉を記した歴史資料から、頼朝以前の鎌倉の歴史に迫ります。

 

頼朝以前チラシ裏

(PDF:2,014KB)

 

 

開館時間/10:00~16:00(入館は15:30まで)

休館日/日曜・祝日

主催/鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)

会場/鎌倉歴史文化交流館 別館・考古展示室

観覧料/一般300〔210〕円 小・中学生100〔70〕円 ※〔 〕内は20名以上団体料金

※次の方は観覧料が無料となりますので、事実を証明する手帳その他の書面等をご提示ください。
1 鎌倉市内の小・中学生と、市内の65歳以上の方
2 障がい者手帳等の交付を受けた方と付き添い1名

 

学芸員による列品解説(ギャラリートーク)

毎週土曜日11:00から、先着20名様限定で当館学芸員による列品解説を行っています。

当日、受付へお申し出ください。聴講無料です(通常の観覧料のみいただきます)。

※新型コロナウイルス感染症の感染状況により中止になる場合がありますので、随時本ホームページをご確認ください。


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企画展「頼朝以前-源頼朝はなぜ鎌倉を選んだか-」チラシ(PDF:2,014KB)

企画展「頼朝以前-源頼朝はなぜ鎌倉を選んだか-」出品目録(PDF:659KB)


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お問い合わせ

所属課室:教育文化財部生涯学習課鎌倉歴史文化交流館

鎌倉市扇ガ谷1-5-1

電話番号:0467-73-8501

ファクス番号:0467-73-8545

メール:rekibun@city.kamakura.kanagawa.jp

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