ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・文化財 > 文化施設 > 鎌倉歴史文化交流館 > 企画展「鎌倉大仏-みほとけの歴史と幻の大仏殿-」開催のご案内
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更新日:2025年3月27日
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【会期】 令和3年(2021年)4月24日(土曜日)~令和3年(2021年)7月17日(土曜日)
高徳院本尊・国宝銅造阿弥陀如来坐像は、「鎌倉大仏」の名で鎌倉のシンボルとして、多くの人々に親しまれています。「鎌倉大仏」が造られた頃の鎌倉は、文化の大きな転換期を迎えていました。貞永元年(1232)に港湾施設の和賀江嶋が造築され、大陸からモノや文化が鎌倉に持ち込まれました。建長年間に入ると、建長寺の創建などを通して、鎌倉で宋の文化が一層広まっていきます。この時期に造られたのが「鎌倉大仏」であり、作風にも宋文化の影響を見ることができます。
一方でその歴史には多くの謎が残されています。近年、調査研究が進められ、平成12年(2000)から同13年(2001)にかけて行われた高徳院境内発掘調査により、大仏鋳造の工程を示す遺構や出土品とともに、大仏殿礎石に関わる遺構が見つかり、大仏殿の規模が明らかになりました。
本展では、「鎌倉大仏」に関わる出土品を中心に、解き明かされてきた大仏の歴史と宋文化との関わりについてご紹介します。また、最新の技術によって再現された「VR大仏殿」により、当時の大仏殿の壮大な姿を体験し、人々に親しまれるその魅力に迫ります。
開館時間/10:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日/日曜・祝日
主催/鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)
会場/鎌倉歴史文化交流館 別館・考古展示室
観覧料/一般300〔210〕円 小・中学生100〔70〕円 ※〔 〕内は20名以上団体料金
※鎌倉市内の小・中学生と、市内の65歳以上の方、または障がい者手帳等の交付を受けた方と付き添い1名は無料となりますので、受付に学生証・福寿手帳等を呈示してください。
毎週土曜日11:00から、先着20名様限定で当館学芸員による列品解説を行っています。
当日、受付へお申し出ください。聴講無料です(通常の観覧料のみいただきます)。
※新型コロナウイルス感染症の感染状況により中止になる場合がありますので、随時本ホームページをご確認ください。
・企画展「鎌倉大仏―みほとけの歴史と幻の大仏殿―」チラシ(PDF:3,265KB)
・企画展「鎌倉大仏―みほとけの歴史と幻の大仏殿―」出品目録(PDF:794KB)
所属課室:教育文化財部生涯学習課鎌倉歴史文化交流館
鎌倉市扇ガ谷1-5-1
電話番号:0467-73-8501
ファクス番号:0467-73-8545