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更新日:2026年2月27日
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泣塔が建つ丘陵は倒壊の恐れのある危険木や枯損木が繁茂し、その根により丘陵岩盤に亀裂等が生じていました。放置すると泣塔及び丘陵そのものが崩落する危険があったため、丘陵とその周辺の樹木伐採及び除草作業を行いました。文化財である泣塔を保護し、皆さんに安全に見ていただけるよう、防災工事を進めていきます。
泣塔が建つ丘陵とその周辺には倒壊の恐れのある危険木や枯損木が繁茂し、根によって岩盤に亀裂等が生じ、放置すると泣塔及び丘陵が崩落する危険があったため、樹木の伐採と除草作業を実施しました。
令和8年(2026年)1月7日~2月27日
泣塔を中心とした約1,900平方メートルの範囲で、約420本の大小の樹木や竹の伐採と除草を行いました。なお、風雨や直射日光を避けるため、当面の間、泣塔には覆屋を設置します。

伐採後の状況1(南側から撮影)

伐採後の状況2(北西側から撮影)
泣塔背後のやぐらと周辺の丘陵の崩落を防止し、安全に公開するための工事実施に向けた検討行います。具体的な工事内容や工事費の積算を2か年にわたって行う予定です。
実施設計終了後、深沢での土地区画整理事業や庁舎等整備事業と連携して、景観的にも調和するよう工事を進めてまいります。
泣塔背面やぐらとその周辺の保存及び安全な公開活用に向けた崩落対策検討のため、調査及び測量を実施しました。
調査では、三次元測量、地質調査、地質解析調査を実施しています。三次元測量では、泣塔周辺の縦断面図及び平面図を作成しました。地質調査ではサンプリング資料を採取し、各種試験を行いました。地質解析調査では不安定岩塊の危険度判定を行いました。
危険度判定については、やぐら及び崩落の危険性がある岩塊をA~Dランクに分け、その分布を調べた結果、早急な対策が必要な岩塊(Aランク)と、対策が必要となる岩塊(Bランク)は、やぐら付近に集中しており、また経過観察が必要な岩塊(Cランク)は丘陵全体に分布することが判明しました。その主だった要因は、岩盤の風化や浸食、岩塊の隙間に樹木の根が入り込み亀裂が生じていることによるものでした。