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更新日:2020年1月8日

共生のまちづくり連続講座(令和元年度第4回)

「地域から、共生社会をつくる」と題し、各地で先進的な活動をされている方たちの話を複数回にわたりシリーズで聞くことで、心のバリアをなくし、見方を変えるきっかけや、誰も排除されない「ごちゃまぜ」の環境や場所をつくっていきたいと考えています。

連続講座「地域から、共生社会をつくる」

第4回「人を応援してお節介に寄り添う」

講師・津富宏さん

NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡代表、静岡県立大学教授

講演内容

「人とのつながりで、人は変わる」という信念のもと、人と接するのがちょっと苦手で仕事をするのが不安、やりたい仕事や自分に合った仕事が見つからない、といった「働くこと」に悩みを抱えている若者たちとつながり、就労支援を行う「NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡」を紹介します。

代表の津富さんは、少年院の教官として勤務した経験から、地域の若者の一人一人に寄り添い、働き続けることを支える「静岡方式」という就労支援のしくみを編み出しました。静岡方式では、「お節介」をキーワードに、地域の住民が若者を気にかけてサポートしていくところからボランティア活動が始まります。「伴走型の支援」「断らない相談」といった、これからの地域に求められる支援を、静岡では何年も前から先取りしてきました。

鎌倉でも、「お節介」から始まる周囲への小さなサポートについて、一緒に学び、考えていけたらと思います。

Mr.tsutomi

日時等

≪開催日時≫令和元年(2019年)11月21日

≪開催場所≫大船学習センター第1集会室(鎌倉市大船2-1-26)

≪定員≫50名程度

≪参加費≫無料

≪対象者≫鎌倉市内に在住・在勤・在学の方

開催レポート

いつの間にか助け合いの網目に。「困りごと」から広がり作られていく地域。

終始和やかな雰囲気で行われた今講座。特にグループワークでは、「困りごと」を持つ人の「好きな人・好きな場所・好きな人」をヒントにその人のやりたい仕事に結び付けるきっかけを見つけるワークを行い、参加者の笑顔も見られました。

「静岡方式」や「伴走型支援」を実行する津富さん。少年院の教官として勤めた経験から、社会には放っておけない人がいること、仕事が人生を変えることを知りました。

津富さんが代表を務めるNPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡では、「働くことで人は変わる、仕事につなげ人を変えるのは地域=人のつながりである」ことを信念としています。

津富さんは若者が就職したことをゴールとせず、「働き続けられるための支援が大切」といいます。そのためには、就職したあともサポーターが状況に応じて伴走し続けます。サポーターは周りの人たちを巻き込みながらチームでサポートします。そして、サポートされている側も、いつの間にか活動の輪に入っていき、他の誰かの「困りごと」をサポートします。助けられていたはずが、いつの間にか助け合いのネットワークの中に入っていきます。

“おせっかい”でお互いができることをしていくうちに、地域の助け合いが広がり、再構築されて行ことを今回の講座で学びました。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部地域共生課地域共生担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階

電話番号:内線2496

メール:kyosei@city.kamakura.kanagawa.jp