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更新日:2024年3月15日
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あなたの暮らす身近な地域で、共生のつながりがはじまっています。
それぞれの暮らしのなかで、お互いを思い、助け合い、支え合う。
そんな活動が鎌倉市の『共生社会』をつくっていきます。
まちのなかでの活動をちょっと覗いてみましょう。
どなたでも利用できる居場所がここにあります。自由利用日には縁側でひなたぼっこしたり、手芸をしたり自由な時間を過ごせます。朝市ではしっかり者の中学生店長の鎌倉野菜も販売中!
古民家を活用し、身近な地域の住民同士が気軽に集える居場所が腰越にあります。コロナ禍で地元に居ることの多くなった大学生が、「近所の団らん」(市社会福祉協議会事業)に参加し、そこで行われたプチスマホ教室で大活躍。その後、高齢者に交ざりお茶のみ話に花を咲かせました。
毎週、同じ居場所を共有することで生まれる”空気”を直接感じ、お互いに楽しい多世代交流が行われています。
このベンチに座って『旗』を揚げると、地域の人の車が通ったときに坂の上まで乗せていってもらえます。坂道の多い梶原山地区では、支え合いの新しい輪が広がっています。
若年性認知症の症状がある英男さんと、支援団体代表の秀樹さんのフォークデュオ。観客の皆さんと彼らを支える仲間たちが2人のヒデさんとともに地域のつながりを広げています。
鎌倉市では、市民一人一人が、お互いを尊重し合い、支え合い、多様性を認め、自らが望む形で社会と関わりを持ち、生涯にわたって安心して自分らしく暮らすことのできる社会を実現するため、独自の取り組みを進めています。
市では、障害のある方の社会参加、自立に向け、障害者雇用を促進することを目的とした「鎌倉市障害者二千人雇用センター」を福祉センター内に開設しました。ここでは、障害のある方の「働きたい」「働き続けたい」、企業の「雇用したい」「雇用し続けたい」をサポートします。ぜひご利用ください。
【問い合わせ】鎌倉市障害者二千人雇用センター電話0467-53-9203
障害者や高齢者などが農業・畜産業・水産業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みのこと。障害者や高齢者の生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む第一次産業において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。
皆さん、「鎌倉海藻ポーク」をご存じですか。これまで、市内の海岸に大量に流れ着き、廃棄されていた海藻をえさに加工して、これを与えて育てたブランド豚のことです。生みの親は、市内に住む料理家・矢野ふき子さん。障害者の皆さんが海藻を集め、高齢者の方々と一緒に干しています。
鎌倉漁業協同組合の協力を得て、海藻の回収・加工を障害者に担ってもらおうと考案した矢野さん。「障害者の活躍があって、このブランド豚は生まれました。経済成長や効率といった価値観や枠組みを超え、みんなが力を発揮できる社会を願ったその先に、鎌倉の新しい食文化を作り出せたらうれしいです」
これまで廃棄されていた海藻を、福祉事業所などの作業として回収し、豚のえさとして加工します。
↑収入 ↓出荷
納入した海藻をえさに加えて育てた豚を「鎌倉海藻ポーク」としてブランド化し、価値を高めます。
市内のレストランなどに食材として卸され、おいしい料理になります。
所属課室:共生共創部地域共生課くらしと福祉の相談担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階
電話番号:0467-23-3000
内線:2660