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更新日:2025年10月10日

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個々の職員の意識改革

職員意識調査の実施

組織風土やハラスメントの状況及び各種通報制度の認知度等について、問題の端緒を把握するとともに、今後のコンプライアンス推進の活動の検討に資することを目的に、鎌倉市職員への意識調査を定期的に実施しています。

直近の実施状況

令和6年(2024年)11月から12月にかけて実施
鎌倉市職員(会計年度任用職員を含み、弁護士、嘱託医等の一部の非常勤職員は除く)
配布数:2,473
回答数:1,899
回答率:76.8%
<職員意識調査の結果>

コンプライアンス研修の強化

具体的な事例や社会環境の変化に即した実践的なカリキュラムを導入し、職員の気づきや振り返りの機会となる研修を強化します。

職員意識調査の結果を受け、直近の課題として、コンプライアンスの土台となる「風通しのよい職場環境づくり」の阻害要因になる「ハラスメント」に重点を置いた研修を実施しました。

コンプライアンス研修の基本的な考え方

(1)公務員は「全体の奉仕者であり、一部の奉仕者ではない」という原点をベースに、
(2)公務員の仕事は市民の信頼の上に成り立つものであり、「市民の思いや地域の声を正面から受け止める」ことが出発点になること、
(3)さらに、「自らの行動が公務の信用に影響を及ぼす」こと、これら公務員としての心構えを、繰り返し研修を通して庁内に浸透させていく。

コンプライアンス推進参与やハラスメント相談専門員等の助言・協力を得て取り組んだ主な研修

  • 全管理職を対象としたコンプライアンス推進参与研修
  • 階層・職種別コンプライアンス研修
  • ハラスメント防止研修
  • ヒューマンエラー研修
  • 褒め方・叱り方研修
  • アンガーマネジメント研修

日常業務におけるコンプライアンス意識醸成の工夫

職員一人ひとりが常にコンプライアンスを意識して業務に臨むことができるよう、日常業務のなかに様々な仕組みを導入しました。

主な実施例

コンプライアンスセルフチェックの実施

各職員が、コンプライアンスセルフチェックシートを用いて自らのコンプライアンス意識を振り返り、所属長がフィードバックを行う。

事務ミス等一元管理の実施

本市で発生した事務ミス等の事例や再発防止策を庁内に共有し、各課が未然防止策を講じるための参考にしたり、事務ミス等発生時の対応例として活用することを促している。

コンプライアンス推進ニュースの発行

本市及び他自治体で発生した不祥事事例等を自分事として捉え、職員のコンプライアンス強化や不祥事の防止につなげるため、コンプライアンス推進ニュースを発行している。また、年末や年度末の他、定期的にコンプライアンスを意識するような情報発信も行っている。

お問い合わせ

所属課室:総務部コンプライアンス課コンプライアンス担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-23-3000

内線:2394

メール:compliance@city.kamakura.kanagawa.jp