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更新日:2021年4月12日
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川や湖からくみ上げられた水は、水道局の浄水場できれいにされ、私たちの生活や工場の中で使われています。
一度使われた水は、再び川や海へ流れ込みます。海の水は蒸発して、雲をつくり、雲が雨を降らせます。
雨水は川や湖に流れこみ、そこからまた水がくみ上げられます。
下水道は、この水の動きの中で、汚れた水を浄化し、川や海に戻すという大切な役割を持っています。
※ 鎌倉市では、一度使われ、汚れてしまった水(汚水)と雨水を分けて流す「分流式下水道」を採用しています。
私たちの家庭(台所・風呂・せんたくなどで使われた水)や、工場などから出た汚れた水が、住まいの周りにたまると、いやなにおいがしたり、ハエやカなどが発生したり、病気(伝染病)の元になります。
下水道を造ることで、このようなことがなくなり、快適な生活ができるようになります。
下水道が整備されると、浄化槽を各家庭に造る必要が無く、水洗トイレを使うことが出来ます。
トイレの排水も台所や風呂の水などといっしょに下水管で下水道終末処理場へ送られ、浄化された後、川や海へ戻されます。
こうしたことによって、においもなくなり快適な生活ができるようになります。
汚れた水を川・海・湖、そして沼などにそのまま流さず浄化して戻すので、きれいな水辺や美しい自然が守れます。
大雨のときでも家が水につかるのをふせぐために雨水を安全に川へ流します。
下水道とは、下水(汚水と雨水)を流すために設けられる排水管渠などの排水施設やこれに接続して下水を処理するために設けられる処理施設などをいいます。
そして、その種類は、事業の進め方や役割の果たし方から公共下水道、流域下水道、都市下水路の3つに分けられ、鎌倉市が進めている下水道事業は公共下水道です。
公共下水道とは、おもに市街地の下水を流し、また、処理するために地方公共団体(鎌倉市)が管理する下水道です。
下水道は大きくわけて「下水管」、「ポンプ場」、および「処理場」の3つの施設から成り立っています。
雨水や家庭や工場の汚水を集めて流すものです。
汚水管は、トイレや台所や風呂場などで利用した汚水を処理場へ流す管
雨水管は、屋根や庭先に降った雨水を水路や川へ流す管
合流管は、汚水と雨水を一緒に流す管
汚水を処理場へ送るための中継ポンプ場と、雨水を川に放流するものがあります。
運ばれてきた汚水をきれいに処理して川や海へ流すためのものです。
家庭や工場の下水を排水するために、その敷地内に設けられた下水管や雨水と汚水の桝のことです。
工事も管理も個人の負担で行っていただきます。
所属課室:都市整備部下水道経営課経営計画担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎4階
電話番号:0467-61-3732