鎌倉市における戸別収集のあり方について(諮問・答申)
諮問
令和5年(2023年)1月27日付けで、市長が鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会に対して諮問した内容は次のとおりです。
鎌ご減第3424号
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令和5年(2023年)1月27日
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鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会 |
会長 橋詰 博樹 様
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鎌倉市長 松尾 崇
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鎌倉市における戸別収集のあり方について(諮問)
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鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例第7条の規定により、鎌倉市における戸別収集のあり方について検討したいので、次のとおり諮問します。
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答申
令和6年(2024年)4月30日付けで、鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会が市長に対して答申した内容は次のとおりです。
鎌 減 量 審 第 1号
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令和6年(2024年)4月30日
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鎌倉市長 松尾 崇 様 |
鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会
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会長 橋詰 博樹
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鎌倉市における戸別収集のあり方について(答申)
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令和5年(2023年)1月27日付け鎌ご減第3424号をもって本審議会に諮問のあった「鎌倉市における戸別収集のあり方について」について、以下のとおり結論を得ましたので答申します。
本審議会は、諮問前の協議を含め、令和6年(2024年)4月25日までに7回の審議を行いました。それらの議論を踏まえて整理された別添の「鎌倉市における戸別収集のあり方について 答申(案)」は、市の施策実現に向けた適切なものと考えます。
併せてその実施に当たり特に留意すべき点を改めて申し述べます。
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1 戸別収集事業に向けた準備について
戸別収集事業はより豊かな市民生活の実現をもたらすものですが、それだけに全市民の生活に直接関わ
りますので、その円滑な実施に向け、速やかに収集体制を構築するとともに、しっかりと市民周知を図る
ことが肝要です。
周知に当たっては、広く市民の理解と協力を得ることや、現行のクリーンステーション収集体制からの
移行に伴う混乱を避けるため、説明会の開催をはじめ、市民目線に立ち、幅広い広報媒体を用いて丁寧に
周知を図ってください。
その際、戸別収集自体は財政負担を伴うものですが、ごみ処理に留まらず福祉的側面を含め様々な観点
からも大きな利点があることから、財政的な負担増を補ってなお余りある付加価値を提供できる有用な事
業であることを伝えてください。
2 収集事業者選定について
先般実施されたパブリックコメントにおいても、プライバシーへの懸念や収集体制の確保等、収集事
業者に対する意見が挙げられています。
収集事業者については、業務に対する適正な理解はもとより、市民が抱く懸念を解消することを念頭に
置いた対応や、収集に付随する見守り機能等の部分についても判断基準とするなど必要なプロセスを踏ん
で選定してください。
3 排出指導や啓発について
現行のクリーンステーション収集においては、エリア外の住民等によるごみの投棄によるトラブルが一
定数あることが推察されます。戸別収集の開始・拡大により解消に向かうと考えられますが、開始までの
間、また燃やすごみの戸別収集開始後も燃やすごみ以外についてはクリーンステーション収集となること
から、引き続き排出指導及び啓発、並びにクリーンステーション管理の中心となっている方々への支援を
行ってください。
鎌倉市における戸別収集のあり方について
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