代表的な生ごみ処理機の種類と特徴
下記の特徴はメーカーのカタログ等の情報から作成した代表的な機種の内容です。
また、価格はいずれも令和6年度の購入費助成実績に基づく金額です。メーカー、種類、販売店によって金額に幅がありますのでご留意ください。
電動型生ごみ処理機
乾燥型
使用方法と特徴
- 生ごみを熱風により乾燥処理し、約7分の1に減容します。
- 処理時間は機種や投入量・水分量により異なり、2時間~10時間程度です。
- 処理後の成果物は、毎日取り出す必要がなく、ある程度溜まったら取り出し、土に埋めるか、燃やすごみに出します。
- 使用方法は、生ごみを入れてスイッチを押すだけです。
- 屋内に設置するタイプが主流です。
長所
- 小型な機種は、台所のわずかなスペースにも置けます。
- 使い方やお手入れが比較的簡単です。
- 土と混ぜて熟成させることで、肥料として利用できます。
短所
- 電気代がかかります。
- 定期的にフィルター交換が必要な機種があります。
価格
- 15,000円~140,000円程度(75%を補助します・上限30,000円まで)
注意点
- ネギやトウモロコシの皮(繊維質)などは撹拌棒に絡まりやすいので、なるべく短く切ってください。
- 水切りが不充分だと処理時間が長くなります。
バイオ・消滅型
使用方法と特徴
- 洗濯機を小さくしたような機械の中に、おがくず状のチップ(微生物入り)が入っており、微生物が生ごみを水と二酸化炭素に分解します。
- 撹拌や給排気、冬場のヒーターに電気を使います。
- 機種により異なりますが、中身のチップの補充等が必要なものもあります。
- 設置場所は、屋外設置型と屋内設置型があります。
- 使用方法は、生ごみを入れてフタをするだけです。
長所
- 生ごみを入れてフタをするだけなので簡単です。
- 機種により量は異なりますが、定期的に出る余剰分のチップは堆肥として利用できます。
短所
- 電気代がかかります。
- 定期的に補充用チップの購入(補充)が必要な機種もあります。
価格
- 100,000円~130,000円程度(75%を補助します・上限30,000円まで)
注意点
- 機械の処理能力以上の生ごみを投入したり、水分が多すぎたりすると臭いが出たり、チップがだめになる場合があります。
- 屋外設置型の場合、屋外に電源(コンセント)が必要です。
非電動型生ごみ処理機
コンポスト型(屋外型)
使用方法と特徴
- 土の中の微生物により生ごみを分解し堆肥化します。
- 日当たりと水はけの良い土をよく耕して、10cm程度埋めて設置します。
- 生ごみを入れたらスコップ一杯ほどの土を入れて、かき混ぜます。生ごみが20cmほどの厚さになったら土を生ごみを覆う程度に入れます。(満杯になるまでこの繰り返し)
- 季節により異なりますが、その後約3ヶ月から半年で堆肥化します。
長所
- 電気を使わず、自然の力で生ごみを分解し良質な堆肥になります。環境に優しくエネルギーも使いません。
- 購入後の維持費は基本的にはかかりません。
短所
- 自然の力で分解するため、堆肥化に時間がかかります。(特に冬場)
- 土を入れてかき混ぜる等の手間が必要です。
- 小バエなどの虫が出る場合や(特に夏場)、生ごみの投入時などに臭いが出る場合があります。気になる場合は各メーカーから発売されている防臭、防虫剤や発酵促進剤の購入費がかかります。
- 庭(設置場所)のないご家庭では使用できません。
価格
- 4,000円~40,000円程度(90%を補助します・上限30,000円まで)
注意点
- 岩盤のような水はけの悪い場所へは設置しないでください。
- 土の中の微生物は寒いと活動が弱まります。このため日当たりの良い場所へ設置してください。
- 機械ではありませんので、生ごみを入れただけでは、腐敗するだけで悪臭や虫の発生の原因になります。
- 土を入れ、時々スコップなどで撹拌し酸素を供給することで土の中の微生物により発酵が進み堆肥化が促進されます。
バケツ型(屋内型)
使用方法と特徴
- 生ごみにEMボカシ(発酵資材)を振りかけ、密閉したバケツの中で生ごみが発酵し堆肥化します。
- バケツ型の容器に生ごみを入れ、EMボカシをふりかけてかき混ぜます。(この繰り返し)底にたまった発酵液は抜きます。
- 容器の八分目ぐらいになったら二週間前後そのままにすると生ごみが発酵し堆肥の素(一次発酵)が完成します。
長所
- 室内に置けます。
- 電気を使わず、できた堆肥を家庭菜園などで利用でき、発酵液も排水口の防臭や抗菌、清掃に利用できます。
短所
- できた堆肥を毎回利用する場所と手間が必要です。
- EMボカシの購入が必要です。また、毎回EMボカシをふりかけかき混ぜるという手間が必要です。
価格
- 3,000円~30,000円程度(90%を補助します・上限30,000円まで)
注意点
- コンポスト型同様、機械ではないので、生ごみを入れただけでは腐敗するだけで堆肥化しません。
- EMボカシの量が少なかったり、撹拌を怠ると、腐敗により悪臭の原因になります。
- 直射日光にあてないでください。
バッグ型(屋外・屋内型)
使用方法と特徴
- バッグの中にコンポスト基材を入れたら、生ごみを投入してかき混ぜます。
- 投入と攪拌を約2カ月繰り返し、堆肥化が進まなくなってきたら、1カ月程度熟成させます。
- 熟成中は生ごみの投入をやめて、週に数回、水分を足しながら混ぜます。
- 1ケ月後、野菜くずがなくなっていたら完成です。
- 屋外(軒下)での使用をおすすめしている機種が多いです。
長所
- 庭がなくても、ベランダなどでコンパクトに使えます。
- 比較的安価に購入できます。
短所
- 定期的に基材を購入する必要があります。
- 熟成期間中は新たに投入することができません。
- できた堆肥を毎回利用する場所と手間が必要です。
価格
- 2,000円~9,000円程度(90%を補助します・上限30,000円まで)
注意点
- コンポスト型同様、機械ではないので、生ごみを入れただけでは腐敗するだけで堆肥化しません。
- 熟成期間中は投入できないため、2つ購入することが推奨されている場合もあります。(なお、本市の助成制度では、非電動型の場合1世帯につき2台まで助成可能です。)