ホーム > くらし・環境 > 動物 > 野生動物 > けがや病気の野生動物(鳥獣)を見つけたら

ここから本文です。

更新日:2024年1月23日

けがや病気の野生動物(鳥獣)を見つけたら

国内の野生鳥獣は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(以下「鳥獣保護管理法」といいます。)により保護されており、本市は市域全てが鳥獣保護管理法により神奈川県知事が定めた「鳥獣保護区」に指定されています。

詳しくは神奈川県ホームページ「けがや病気の野生鳥獣を見つけたら」( 外部サイトへリンク )をご覧ください。

なお、けがや弱った鳥類の保護施設による受け入れについては、高病原性鳥インフルエンザ防疫対策に伴い、令和5年10月12日(木曜日)から当面の間休止しています。詳しくは横浜の3動物園の取組みホームページ「傷病鳥獣保護の取組み」( 外部サイトへリンク )をご覧ください。

保護の対象となる動物

野生のほ乳類、鳥類(保護の対象とならない動物を除く)

保護の対象とならない動物

  • ペット(飼育動物)…負傷している猫は鎌倉保健福祉事務所(0467-24-3900)へご連絡ください。休日、夜間等で保健福祉事務所が閉所している場合は最寄りの警察署へご連絡ください。
  • 家畜
  • ドバト、カラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス)、ハクビシン…個体数が増え、人の生活環境や他の野生動物に悪影響を及ぼすため、保護しません(自然淘汰)。
  • アライグマ、タイワンリス、ガビチョウ、ソウシチョウなどの特定外来生物…生態系などに被害を及ぼす(またはその恐れがある)ものとして「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により指定されているため、保護しません。
  • 大型ほ乳類(シカ、カモシカ、サル、イノシシ、クマなど)
  • 海棲ほ乳類(クジラやイルカなど)
  • 環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれのある鳥獣(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミなど)
  • 爬虫類(ヘビやカメなど)
  • 両生類(カエルなど)
  • 昆虫

保護の流れ

  1. けがや病気の野生鳥獣を見つけたら、下記保護施設へ連絡し、確認の上保護された方が搬送します。
  2. 保護施設で必要な治療を行います
  3. 回復後、野生に戻します。(保護施設が実施します。)

保護の方法や搬送方法など、詳しくは神奈川県ホームページ「傷病鳥獣救護」( 外部サイトへリンク )及び横浜の3動物園の取組みホームページ「傷病鳥獣保護の取組み」( 外部サイトへリンク )をご覧ください。

施設名 所在地 電話番号 受付時間 定休日
横浜市立金沢動物園 横浜市金沢区釜利谷東5-15-1 045-783-9100 8時30時から16時 動物園休園日
横浜市立よこはま動物園ズーラシア 横浜市旭区上白根町1175-1 045-959-1000 8時30時から16時 動物園休園日
横浜市立野毛山動物園 横浜市西区老松町63-10 045-231-1307 8時30時から16時 動物園休園日
神奈川県自然環境保全センター 厚木市七沢657 046-248-0500 10時から16時

毎週月曜日(祝日の場合は開館)

祝日の翌日(土日祝日の場合は開館)

年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)

 

環境保全課が保護する場合の注意点

保護施設への搬送が困難な方は、以下のことに御注意いただき、環境保全課(0467-61-3389)へご連絡ください。

  • 職員が容易に保護できる場合に限ります。建物の中、屋根の上、動物が動ける状態で追い回しての保護はできません。
  • 市役所開庁日、開庁時間内に限ります。
  • 保護施設の状況や他の業務との兼ね合いにより、搬送できない場合があります。

環境保全課が保護した鳥獣

/kan-hozen/images/mejiro.jpg

メジロ

/kan-hozen/images/umisuzume.jpg

ウミスズメ

/kan-hozen/images/kawasemi.jpeg

カワセミ

/kan-hozen/images/akaerihireasisigi.jpg

アカエリヒレアシシギの若鳥

/kan-hozen/images/umineko.jpeg

ウミネコ

/kan-hozen/images/ikaru.jpg

イカル

/kan-hozen/images/karugamokids.jpg

カルガモのヒナ

/kan-hozen/images/fukuro.jpg

フクロウ

/kan-hozen/images/akasyohbin.jpg

アカショウビン

/kan-hozen/images/kogera.jpg

コゲラ

/kan-hozen/images/oosorihasisigi.jpeg

オオソリハシシギ

/kan-hozen/images/kegatanuki.jpg

交通事故で負傷したタヌキ

ヒナを拾わないで!

地上にいるヒナを見つけたときは

巣立ち直後のヒナは、巣から飛び出してもすぐには上手に飛べません。また、飛べたとしても長い距離は飛べないため、地上に降りてしまうことがあります。こうして地上に降りてしまったヒナの近くには親鳥がいて、餌やりや、誘導をしますが、近くに人間がいると警戒してヒナの近くには近寄りません。このようなときに人間がヒナを持ち去ってしまうと親鳥は困ってしまいます。ヒナを拾って親鳥と引き離してしまうと、弱って死んでしまう場合もありますので、そのままその場を立ち去るようにしてください。車にひかれそうになっているなどの危険が考えられるような場所であれば、親鳥が探せるよう鳴き声が聞こえるくらいの範囲で近くの樹木や茂みなどに安全そうな場所移してあげてください。ヒナの姿は見えなくなっても、親鳥はヒナの声に気付いて戻ってくるでしょう。

公益財団法人日本鳥類保護連盟ホームページ「ヒナを拾わないで!!キャンペーン」( 外部サイトへリンク )

ヒナを育てていいの?

野鳥は、巣立ち後に親鳥と過ごすわずかな期間(1週間から1ヵ月)に「何が食べ物で、何が危険なのか」など、生きていくすべを学習します。人に育てられたヒナは、こうした学習がされていませんので、成鳥になってから放鳥したとしても自然界のなかで生きていけるとは限りません。また、野鳥を保護しても飼うことはできません。これは、神奈川県下同一の扱いとなります。

お問い合わせ

所属課室:環境部環境保全課動物保護管理担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階

電話番号:0467-61-3389

メール:bika@city.kamakura.kanagawa.jp

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示