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更新日:2024年11月11日
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本市は都市近郊にあっても多くの自然が残る環境を保っていることから野鳥をはじめ多くの野生生物が生息しています。
こうした自然環境を背景として、野生動物に餌付けをするひとがいます。
野生動物はすぐにエサがある場所を覚えてしまいます。また、餌付けにより人を怖がらなくなってしまいます。
これらのことにより、アライグマなどが家庭菜園を荒らしたり、タイワンリスなどにより果樹が食べられたり、餌待ちをしているカラスやドバトにフンをされる等の生活被害が発生しています。
餌付けされた野生動物は、食べ物が容易に得られることから、本来が持っている自分で食べ物を探し生きて行くという本能と生命力を阻害されてしまいます。餌付けにより、栄養状態がよくなると、個体数も増え過ぎるなど、生態系のバランスが崩れるおそれがあります。また、人間の食べ物の中には、野生動物の成長を阻害したり、食べることにより病気になることも考えられます。
被害の軽減と野生動物の適正な保護管理のため、餌付け行為はやめてください。
また、クリーンステーションなどからあふれたゴミや、海岸や公園に放置されたゴミや魚などは、野生動物への餌の供給源になり、意図せず餌付けしていることとなります。マナーを守ることは、生態系の保全や人間との摩擦の軽減に繋がります。
みなさまのご協力をお願いします。