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更新日:2024年1月24日

記者発表資料発表日:2024年1月5日

市長定例記者会見(令和5年度1月)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して以降、鎌倉におきましても、地域のお祭りやイベントが再開されるなど、地域コミュニティの盛り上がりが復活したことは、とても明るい材料となりました。

令和6年度は、引き続き市民のみなさんの安全で安心な暮らしを守るためのまちづくりに取り組むとともに、こどもまんなか社会の実現を目指し、生まれてからの切れ目のない支援、障害や医療的ケアを有する子どものニーズへの対応、学びの多様化学校(不登校特例校)や校内フリースペースの整備など、子育て・子育ち支援や、現在策定作業を進めている(仮称)ケアラー支援条例に基づく全てのケアラーへの支援などに注力します。

令和6年度も、世界に誇れる持続可能なまちの創造に向けて邁進していきますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

次に、個別の案件に入る前に、1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被害にあわれた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

本市としましては、全国青年市長会からの要請により富山県高岡市に支援物資をお届けするため、昨日消防本部から消防隊員が出発しました。本日9時に高岡市役所で無事物資をお渡ししたと報告を受けています。

なお、この対応のため、1月6日土曜日に予定しておりました消防出初式は中止としましたので、ご承知おきください。

また、災害義援金やふるさと寄附災害支援代理寄附の受付を開始しましたので、みなさまの御協力をお願いいたします。

それでは個別の案件について、説明に入りたいと思います。1件目の「鎌倉市役所本庁舎等68施設への再生可能エネルギー100%電気の導入」についてです。

鎌倉市は令和2年2月に「鎌倉市気候非常事態宣言」を表明し、2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにすることを目指しています。

この取組の一つとして、令和3年2月1日から、市役所本庁舎や小中学校、福祉センターなど、市内57の施設で使用する電気につきまして、二酸化炭素の排出を行わない再生可能エネルギー100%の電力に切り替えたところですが、このたび対象施設を追加し、合計68施設について、令和6年2月1日から、再生可能エネルギー100%の電気への切替えを行います。

これにより、市の施設で使用する電気の90%以上が二酸化炭素を排出しない電気になり、年間およそ約14,400トンの二酸化炭素排出量の削減を行うことができます。

続きまして、2件目の「文化財防火デーに伴う消防総合訓練を実施」についてです。

1月26日(金曜日)は文化財防火デーになります。消防本部では「文化財防火デー」前後の1月23日から29日の1週間を文化財防火運動期間と捉え、市内全域で文化財を保有する社寺等の火災予防の啓発を行っています。

文化財防火デーの一環として1月26日10時から長勝寺で消防総合訓練を行います。この訓練は、長勝寺帝釈堂(たいしゃくどう)からの出火を想定し、関係者による119番通報、県・市に指定されている文化財の搬出、初期消火を実施するとともに、救助隊による逃げ遅れ者の検索及び救出、救急隊による負傷者の救急搬送、消防隊及び消防団による一斉放水訓練を行います。

続きまして、3件目の「令和5年度鎌倉市ジュニアスポーツ栄誉表彰」についてです。

スポーツ大会などで優秀な成績を収められた鎌倉の子どもたちを表彰し、子どもたちがより強い意欲を持ってスポーツに取り組めるように支援するものです。

表彰の対象となる方は、令和4年11月1日から令和5年10月31日までの間に、鎌倉市大会で優勝、全国大会や関東大会への出場、国際大会への出場や記録の更新などの成績を収められた中学生以下のチーム又は個人です。

ジュニアスポーツ栄誉表彰は平成25年からはじまり、例年約200名の方々が受賞され、令和5年度は、163名24団体の方が受賞されます。

令和5年度の表彰式は、鎌倉市生涯学習センター・ホールにて、1月12日の17時から挙行します。

続きまして、4件目の「トイレトレーラーの導入」についてです。

この度、本市において災害時に活用可能なトイレトレーラーを導入し、災害時に備えた相互応援体制の強化を図るため、一般社団法人助けあいジャパンによる全国的な受援・応援の仕組みである災害派遣トイレネットワークプロジェクトに参加するための覚書を締結しました。

今後、本市が被災した際は、ネットワーク参加自治体のトイレトレーラーの支援が受けられるほか、被災地へトイレトレーラーを派遣することを行ってまいります。

最後に、年末年始の市内の状況についてです。

観光客数について把握はしていませんが、株式会社NTTドコモが提供している「モバイル空間統計」の情報によると、正月三が日の、鎌倉駅周辺における滞在者のピーク時の人数は、令和5年の正月と比べて1日が9%減、2日が10%増、3日が30%増となっていました。

また、鎌倉市が運用している「鎌倉観光混雑マップ」によると、長谷周辺では主に年末に、鎌倉駅東口周辺では、年末から年始にかけて、直近4週間の最も混雑した時間と比較して「混雑しています。」という表示が多くあったことから、観光客や初詣客を中心に、まちの賑わいがあったと考えられます。

なお、鉄道の利用について、鉄道事業者からは、乗降客数について昨年を下回っていると聞いており、JRの乗降客数では、昨年と比較して約9割、江ノ電の乗降客数では、8割から9割程度と聞いています。説明は以上です。

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