ページ番号:37273
更新日:2024年7月4日
ここから本文です。
発表日:2024年7月2日
おはようございます。本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。
それでは1件目の「新庁舎等基本設計等業務の実施に向けた提案概要書の展示及び市民意見の聴取について」です。
新庁舎のイメージを具体化するために基本設計者の公募手続を進めています。参加申請のあった4者から提出を受ける提案概要書を、ホームページに掲載するほか、7月8日から本庁舎ロビーへ、7月9日からは鎌倉生涯学習センターと各支所にも展示し、二次審査実施日の9月1日まで展示します。
7月30日に実施する一次審査の後、審査を通過した事業者の提案概要書に対して、8月5日から市民の皆様に、「良いと思ったところ」「もっと知りたいところ」についてご意見をうかがいます。
意見聴取の方法は、各展示場所で伺う方法と、オンライン上の市民参加型共創プラットフォームに入力していただく方法を予定しています。
続いて、2点目の「腰越子育て支援センター『子育てキディ腰越』のオープンについて」です。
これまで鎌倉市では、鎌倉地域・深沢地域・大船地域・玉縄地域に、順次、1か所ずつ子育て支援センターを設置してきました。
今回、7月1日に腰越地域の子育て支援センターがオープンしたことによりまして、市内5地域の施設整備が完了します。
キディ腰越の運営は、令和4年8月に腰越保育園の建替えの際に締結した「公私連携型保育所等の設置及び管理運営に関する協定」により、キディ腰越保育園を運営する「社会福祉法人伸(しん)こう福祉会」が行います。
続いて、3点目の「第23回『かまくら子ども議会』の実施について」です。
7月25日に市議会本会議場におきまして、第23回かまくら子ども議会を開催します。
子ども議会は、市議会の模擬体験を通じて、市の様々な課題について考えるとともに、議会制民主主義への理解と地方自治の仕組みを学ぶことを目的に実施しています。
23回目となる今年も、「鎌倉市における小中一貫教育」の取り組みとして、小・中合同ブロックで児童生徒が交流を図り、協働して開催します。
市立の学校12校と横浜国立大学教育学部附属鎌倉小・中学校、鎌倉女子大学初等部、北鎌倉女子学園中学校に在籍する児童・生徒32名の子ども議員が質問を行い、私と教育長が答弁を行います。
続いて、4点目の「旧華頂宮邸建物特別公開の実施について」です。
鎌倉三大洋館のひとつである旧華頂宮邸を7月20日土曜日と21日日曜日に一般公開します。
例年秋に実施していましたが、下半期に屋根の一部修繕を予定しておりますことから、今年度は7月に実施します。
屋根材である銅は当初は赤橙色(せきとうしょく)で、長い年月をかけて緑青色(ろくしょうしょく)に変化していくため、修繕後には、当面、現在の色を見ることができません。
ですので、この機会にぜひお立ち寄りいただきたいと思います。
また、築95年経つ旧華頂宮邸を含む市内の歴史的建造物の維持・保全には多額の費用がかかります。これらの建物を後世に伝え残すために、鎌倉市ではふるさと寄附金制度を使って寄附の呼びかけをさせていただいています。
旧華頂宮邸建物特別公開当日には施設内に募金箱を設置しますので、ご来場いただく皆様からのご協力をお願いできればと思います。
続いて、5点目の「令和6年能登半島地震被災地支援募金等について」です。
1月1日の被災から半年が経過し、被災地では、復興に向けた活動が引き続き行われているところです。
本市では、鎌倉市社会福祉協議会と協定を締結し、募金活動を行っているところですが、これまでの募金額と活用状況について報告します。
まず、令和6年6月末時点の募金額ですが、1,113万3,188円となりました。
支援の内容につきましては、記者発表資料にあるように3点実施しています。
1点目が、被災地でボランティア活動を行った方に対し、ボランティア活動保険の保険料相当額及び交通費等の一部を助成するもので、6月末時点で16人の方から申請をいただき、約11万円を助成しました。
2点目が、被災地から市内に避難して来られた被災者の方を対象に、生活費等の一部を助成するもので、現時点で3人の方に対し、合計で約80万円を助成しました。
最後3点目が、被災地の仮設住宅やボランティアセンターで活用する食料、飲料、電化製品など必要な物資、約900万円分を提供しました。
続きまして、日本赤十字社神奈川県支部鎌倉市地区が実施する義援金の募集について、報告します。
こちらは、令和6年1月4日から受付を開始し、令和6年6月末時点で372万8823円を日本赤十字社に送金させていただきました。
市内の企業や団体をはじめ、多くの市民の皆様からご寄附いただきましたことを、この場をおかりして、感謝申し上げます。
ご寄附をいただきました企業や団体につきましては、別紙のとおりとなっておりますので、後ほどご確認ください。
なお、募金活動及び義援金の受付は、引き続き、令和6年12月27日まで行いますので、ご協力をお願い申し上げます。