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更新日:2025年8月1日

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記者発表資料発表日:2025年8月1日

市長定例記者会見(令和7年度8月)

本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。

それでは1つ目、「総合防災訓練の実施」について、説明します。

本市では、災害の教訓や課題を踏まえ、自然災害による被害を最小限にとどめる『減災』への取り組みを進めているところです。

災害時における応急対策の実施と被害の軽減を図ることや、市民の防災意識の向上を図ることを目的に、8月20日、午前10時から、山崎浄化センタースポーツ等広場で総合防災訓練を実施します。

これは、大地震を想定した訓練であり、市の災害対策においても重要な取り組みとなっています。

今回の訓練は、自衛隊、警察、ライフライン事業者などの協力を得て、災害現場を想定した体制で実施するほか、防災士や獣医師会の方々などによる体験型・展示ブースを設置します。

どなたでも自由に見学いただけますので、多くの方のご来場をお待ちしております。

続きまして、2点目です。「令和7年度鎌倉市平和推進事業、へいわの学校、修学旅行、広島派遣事業」についてです。

今年は、戦後80年の節目の年です。次代を担う子どもたちが、平和記念式典に合わせて被爆地である広島を訪問し、平和の尊さや平和のために自分にできることについて学び、考える機会にするとともに、訪問後に体験して感じたことを、報告会等を通じて、幅広い世代の市民に伝えていただくことを目的とした事業「へいわの学校~修学旅行」を実施します。

8月5日から8月7日までの2泊3日の日程で、6月に一般公募を行い、抽選により決定した、小学生6名、中学生6名の計12名が訪問します。

訪問期間中は、世界遺産である原爆ドームや広島平和記念資料館等の見学、平和記念式典への参列、また広島市が主催するヒロシマ平和学習プログラムに参加し、被爆体験講和や他自治体の児童・生徒とディスカッション等の交流を行います。

訪問後の8月30日には、市役所講堂にて、報告会を実施予定です。参加者から、広島で学んだことや平和への思いについてグループ発表を行います。また参加者一人ひとりが、平和のために自分にできることを「わたしへいわ宣言」として発表します。

是非、参加者が体験して感じた思いを、報告会で聞いていただければと思います。

最後、3つ目の「津波警報の発表に伴う対応」について、説明します。

7月30日に発生したロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震により、全国的に津波警報、津波注意報が発表されました。国内で被害にあわれた方がいらっしゃるとの報道に接しまして、被害にあわれた方、ご家族の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

さて、本市の海岸への津波警報発表に伴いましては、観光客を含む多くの方々が市役所に避難されてきたことから、市役所ロビー、講堂のほか、議会の協力もいただきながら、本会議場や議会会議室を開放し、避難者の受入れを行いました。

また、市内の小・中学校5校を自主避難所として開設したほか、各支所、また鎌倉商工会議所などのご協力をいただきながら、5,660名の受入れを行いました。受け入れにご協力いただいた各施設の皆様には、この場をお借りしまして、心より感謝申し上げます。

市の対応経過の概要ですが、同日午前9時40分、相模湾・三浦半島に津波警報が発表されたことを受け、災害対策本部が自動設置され、9時50分、コールセンターを設置して、市職員が電話での問い合わせ対応を開始しました。

そして、14時には、職員が公用車を運転し、市役所本庁舎から湘南モノレール湘南深沢駅までピストン移送する対応を開始しました。長時間お待ちいただいた方もいらっしゃいましたが、21時過ぎに全ての方を送り届けるまで、約1,500人の方にご利用いただきました。

18時30分、津波警報解除となり、津波注意報へ切り替えられ、公共交通機関の運行が再開されたものの、帰宅困難な方がいらっしゃったため、市役所講堂と大船支所にて受け入れ、翌31日の朝7時前までに全ての方が帰宅されました。

この度は、多くの方が命を守る避難行動を取られるにあたり、周囲の方への避難の呼びかけや避難者への対応など、多くの市民や自治町内会の皆さまなどにも御協力をいただきました。このことにつきましても、心より感謝を申し上げます。

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp