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更新日:2023年8月18日

広報かまくら令和元年度9月1日号2面

1面から続き

本庁舎整備の基本構想となる「ビジョン」と「6つの要素」

新しい本庁舎は、機能的で、人口減少・少子高齢化・多様化する市民ニーズ・技術革新などの社会情勢の変化に柔軟に対応できることが求められます。それらを踏まえ、基本構想に、ビジョンと6つの要素を掲げました。

公的不動産活用担当…内線2565

(詳しくは広報PDF版をご覧いただくか、お問合せください)

ビジョン:市民のニーズや社会情勢の変化に応えるコンパクトな本庁舎

1.堅固な建物で災害時に頼れる

  • 災害時に市民の生命を守る前線基地
  • 発災後に業務継続ができる堅固な建物

2.最小限の機能を備えコンパクトで効率的

  • 利用者の利便性を重視
  • 効率的なスペース利用

3.鎌倉の自然や歴史を感じ、市民のつながりを生かせる

  • 市固有の自然や歴史を感じられる空間
  • 市民同士がつながる市民活動のネットワーク形成

4.人や民間資金を呼び込む

  • ふらっと立ち寄りたくなる場所
  • 民間活力の導入などにより財政負担を抑制

5.市民に寄り添った対応ができる

  • 学びや交流、子育て、起業支援など多様なニーズに応える
  • 豊かな市民生活の実現につながる場

6.誰もが利用しやすい

  • ユニバーサルデザイン
  • バリアフリー
  • 来庁者の多様性に配慮した窓口

災害リスクの再検証

現時点の災害リスク(液状化、土砂災害、津波・洪水・内水浸水)を再検証しました。現在地や移転先となり得るような場所で災害リスクがない場所は存在しないことから、本庁舎整備は、業務継続性や防災拠点としての安全性の確保が求められます。防災の専門家の意見なども踏まえ、現在地と比較した結果、移転先に整備した方が優位性があるとの結論に至りました。

規模とコスト

質の高い行政サービスを提供することを前提に、当初の計画より規模を縮小し、延べ床面積約25,000平方メートルを上限とします。概算で工事費は150億円となりますが、民間活力を利用した事例なども参考に、市の財政負担の軽減を目指していきます。

3つの拠点を中心としたまちづくりを進めます

【第3の拠点となる深沢に】

深沢地域整備事業では、オフィス、商業施設、住宅街区などを整備し、鎌倉・大船に次ぐ第3の拠点として、鎌倉のまち全体に活力を生み出します。事業区域の行政施設街区には本庁舎や消防本部、総合体育館、グラウンドなどを一体的に設けることで、市全体の防災対応力などの向上を目指します。

【現庁舎(御成町)は?】

市民サービスや相談窓口機能を残すとともに、図書館、ホールなどの公共施設の再編と、民間機能の導入により、賑(にぎ)わいや憩いの創出を目指します。今年度から基本構想策定に向けて検討する予定です。

「出前講座」も承ります

今回策定した基本構想や、これまでの本庁舎等整備の取り組みなどは、市ホームページでご覧いただけます。また、市職員が自治・町内会、グループの会合などの場で説明する「出前講座」(30分程度)も行っています。お気軽にご連絡ください。

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/facility/facility.html

公的不動産活用担当…内線2565

これまでの本庁舎整備の取り組みはこちら
→「鎌倉市 本庁舎整備に向けた取組」検索

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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