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更新日:2022年7月28日

広報かまくら令和4年度8月号2-3面

(くわしくは広報かまくらPDF版をご覧いただくかお問い合わせください)

今のうちに できる「備え」1・2・3!

総合防災課 防災担当

1【事前の備え】状況把握で減災を

まず、自宅がどのような場所にあるか、避難所・避難経路などを確認し、いざというとき迷わず行動できるようにしましょう。

自宅周辺の災害リスクは、市作成の「防災情報ハンドブック」のハザードマップで確認を。総合防災課(第3分庁舎)と支所で入手できるほか、市ホームページでもご覧になれます。

気象情報や避難情報は、防災行政用無線でお知らせします。聞き取りにくい場合は、消防テレホンサービス(電話:0120-24-0467)、防災ラジオなどでも確認できます。

内容は「防災・安全情報メール」や鎌倉市公式LINEでも配信しています。ご登録を。

防災ラジオが新しくなります

防災行政用無線のデジタル化に伴い、現在ご使用の防災ラジオは、11月末で使えなくなります。

新しい防災ラジオについては、詳細が決まり次第、市ホームページなどでお知らせします。

2【情報取得】防災気象情報と避難情報の確認を

気象庁などが発表する警報・注意報などの防災気象情報と、市からの避難情報を照らし合わせて、どの段階になったらどう行動するのかを、前もって考えておきましょう。特に高齢者や障がいのある人などは、早めに避難準備を。

警戒レベルと市の避難情報

警戒レベル4までに必ず避難

警戒レベル5:緊急安全確保
(参考)気象庁等の情報
  • 大雨特別警報
  • 氾濫発生情報など
住民の皆さんが取るべき行動

命の危険 直ちに安全確保!

  • すでに安全な避難ができず、危険な状況。今いる場所よりも安全な場所へ直ちに移動などする

〈警戒レベル4までに必ず避難〉

警戒レベル4:避難指示
(参考)気象庁等の情報
  • 土砂災害警戒情報
  • 氾濫危険情報
  • 高潮特別警報など
住民の皆さんが取るべき行動

危険な場所から全員避難

  • 危険な区域の外や少しでも安全な場所に速やかに避難
  • 台風などで暴風が予想されるときは、暴風が吹き始める前に避難を完了

警戒レベル3:高齢者等避難
(参考)気象庁等の情報
  • 大雨警報(土砂災害)
  • 洪水警報
  • 氾濫警戒情報
  • 高潮注意報など
住民の皆さんが取るべき行動

危険な場所から高齢者等は避難

  • 高齢者等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難する

警戒レベル2
(参考)気象庁等の情報
  • 大雨注意報
  • 洪水注意報
  • 高潮注意報など
住民の皆さんが取るべき行動

自らの避難行動を確認

  • ハザードマップなどにより自宅などの災害リスクを再確認するとともに、避難情報の把握手段を再確認するなど

警戒レベル1
(参考)気象庁等の情報
  • 早期注意情報(警報級の可能性)
住民の皆さんが取るべき行動

災害への心構えを高める

3【避難行動】状況に合わせた避難行動を

避難所に行くことだけが避難ではありません。避難指示の対象区域は、浸水害は対象河川の浸水想定区域、土砂災害は土砂災害警戒区域内です。各家庭の状況に合わせ、複数の避難方法を検討しましょう。

自宅が安全なら在宅避難の検討を

ハザードマップで次の(1)~(3)を確認し、自宅にいても大丈夫か確認しましょう。

  1. 家屋流失の恐れがある区域に入っていない
  2. 浸水深より居室は高い
  3. 水が引くまで我慢でき、水・食料などの備えが十分

(注)土砂災害の危険がある区域では立ち退き避難が原則です

安全な親戚・知人宅への立ち退き避難

安全な場所にある親戚や知人宅も避難先の選択肢に入れ、普段から災害時に避難(水平避難)することを相談しておきましょう。

(注)ハザードマップで安全かどうかの確認を。立ち退き避難と水平避難は同じ意味です

避難所への立ち退き避難

自宅などが危険な場合は、避難所への避難(水平避難)をためらわないでください。

パソコン・スマートフォンで避難所の混雑状況を確認できます

屋内なら、より高い場所へ(屋内安全確保)

夜間など屋外へ出るのが危険な場合は、斜面から離れた部屋や自宅の2階など、より安全な場所へ移動(垂直避難)しましょう。

「マイ・タイムライン」 ~避難のときに必要な情報を書いてみましょう

風水害・土砂災害

自宅は洪水浸水想定区域内にあるか

  • ある
  • ない

自宅は内水(ないすい)氾濫浸水想定区域内にあるか

  • ある
  • ない

自宅は土砂災害警戒区域内(急傾斜地、土石流)にあるか

  • ある
  • ない

自宅は洪水による家屋流失の恐れがある区域内にあるか

  • ある
  • ない

自宅付近に道路冠水箇所はあるか

  • ある
  • ない

自宅は高潮浸水想定区域内にあるか

  • ある
  • ない

風水害に関する情報などで危険を感じたり、避難情報を入手したら、わが家は…

  • 自宅に待機し、状況に応じて垂直避難します(むやみに外出せず、情報収集に努める)
  • 「 」(避難所、親戚・知人宅など)へ水平避難します。移動時間は「 」

水平避難の途中で危険を感じたら

  • 「 」へ垂直避難します。移動時間は「 」

家が被災し、生活が困難な場合は

  • 「 」(避難所など)へ避難します

非常用持ち出し袋の確認も忘れずにしましょう

普段から消費する食料品や生活用品などは少し多めに購入し、使ったらその分を買い足すローリングストックで備蓄しておきましょう。乳幼児や高齢者の生活用品なども忘れずに。

非常用持ち出し袋

  • 懐中電灯・LEDライト
  • 軍手
  • ラジオ
  • 電池・携帯充電器
  • 現金
  • 非常食・飲料水
  • 医薬品
  • ライター
  • ティッシュペーパー・タオル
  • 防寒着
  • 洗面用具
  • スニーカー・スリッパ など

感染症対策グッズも

  • マスク
  • ウエットティッシュ
  • 手指消毒用アルコール
  • 体温計
  • せっけん など

乳幼児がいる

  • ミルク
  • 哺乳瓶
  • 離乳食
  • 携帯カトラリー
  • おむつ
  • お尻ふき など

高齢者がいる

  • 大人用紙パンツ
  • つえ
  • 補聴器
  • 入れ歯
  • 入れ歯用洗浄剤
  • 持病の薬
  • 眼鏡 など

市の助成制度も活用を

自主防災活動育成費補助金の助成対象を拡大

総合防災課 防災担当

4月1日から助成対象を拡大しました。これまでは自主防災組織単体への助成でしたが、連携した連合組織も対象になりました。

例えば、避難所運営マニュアルなどの印刷物や地区合同の倉庫の設置なども対象になります。

(注)申請書の様式を変更しました。新しい申請書、申請の流れなどの詳細は市ホームページを

対象

自主防災組織、自主防災組織が連携した連合組織

補助額

防災資機材の購入費などの50%(1,000円未満切り捨て)で、1組織または1連合組織に対して上限は100万円

防災工事と伐採工事の費用を助成

みどり公園課 がけ地対策担当

がけ崩れに備えて、人家などを守るため、次の工事を行う場合に資金の一部を助成しています。

対象

新築から10年以上経過した家屋に行う防災工事・5年以上経過した家屋に行う伐採工事など

防災工事の補助額

落石防護網工・コンクリート張り工などの工事費の50%で、限度額は500万円(利子補給制度もあり)

伐採工事の補助額

枝払いなどの工事費の50%で、上限は100万円

緑地の維持管理作業の費用を助成

みどり公園課 みどり担当

緑地の所有者などが実施する、緑地を将来にわたって良好に保全することを目的とした維持管理作業に対し、助成をします。

対象

緑地内の樹木や竹の伐採・剪定(せんてい)、緑地内の倒木・枯れ木の撤去処分など

補助額

いずれも経費の50%で、上限は100万円

防災工事と伐採工事、緑地の維持管理作業の助成を希望するときは、必ず工事着手前に相談を。風致地区や古都保存法の指定地域の工事は、別途許可などが必要です。

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