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更新日:2023年3月27日

広報かまくら令和5年度4月号6-7面

(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:9,314KB)をご覧いただくかお問い合わせください)

4月3日(月曜日)開設
かまくらこども相談窓口きらきら

こども支援課
電話:61-3891(3月31日まで)
電話:61-3827(4月3日から)

子育てのこと、家庭のこと、学校のこと、悩みや不安があるのに、どこに相談したらいいか分からない…
そんな人たちの相談窓口を開設しました。

子育てしている人も、お子さん本人も、家族の人も、ぜひ新設された第6分庁舎の「きらきら」にお越しください。

  • 授乳室は個室で、鍵もかけられます
  • ラウンジでは休憩や離乳食の持ち込みも
  • 「かまくら子育てメディアスポット」を移設して、情報発信コーナーを拡大しました
  • 落ち着いて過ごせる明るい雰囲気の窓口です
  • キッズスペース、絵本やおもちゃもそろっています
  • 個室で安心して相談できます(小さなお子さんと一緒に。ベビーカー・車いすの人も)

どんなお話でもお聞きします

まずゆっくりとお話を聞いた上で、必要な部署と連携していきます

移動せず、1カ所で相談できます

相談員が窓口に伺います。窓口からオンラインでの相談もできます

何度も同じ話をする必要はありません

関連する担当間で情報を共有して、部署の垣根を越えた支援につなげます
(同意いただいた場合のみ)

開設時間

平日 8時30分~17時00分

オンライン窓口システムを導入

「きらきら」と大船支所の窓口からこどもや子育ての専門部署につながります。

利用の際はきらきら・大船支所の職員にお声掛けを

  1. 「きらきら」か大船支所に来所
    相談ブースに設置してあるモニターの相談先をタップ
  2. こども相談課などと相談
    担当部署に着信すると、画面上でやりとりが可能に

【つながる先の専門部署】

こども相談課・市民健康課・発達支援室

【相談できる主な内容】

  • こどもや子育てに関する相談
  • 市民健康課への手続きに関する質問(母子健康手帳の交付、予防接種に関する質問など)
  • こども相談課への手続きに関する質問(児童手当、小児医療費助成に関する質問など)

進メ、鎌倉ペンギン

「Society5.0」の時代をしなやかに泳ぐ子どもたちを育む

鎌倉市教育委員会

第15回 給食を通じて「持続可能な社会」の在り方を学ぶ

突然ですが、世界の食料生産が地球温暖化に与える影響は、全体の何%だと思いますか?これは約25%程度と言われており、自動車・飛行機など全ての交通手段が与える影響の合計よりも高い数字です。一方で、急激な人口増加に伴う食料不足が懸念されるなど、持続可能な社会を実現する上で、「食」は避けて通れないテーマです。

学校で毎日食べる「給食」は、「食」を学ぶ絶好の機会です。市では、給食を通じて子どもたちに「自分の健康づくり」はもちろん、「持続可能な社会の在り方」を学んでほしいと考え、さまざまな取り組みを行っています。

例えば、食材輸送の際の環境負荷を減らせる「地産地消」の考え方に基づき、ワカメやサバなどの地場産品を可能な限り給食に取り入れてきました。それに加え、昨年は有機(オーガニック)農産物を取り入れた学校給食を12月8日「有機農業の日」に合わせて実施しました。有機農産物とは、化学的に合成された肥料や農薬を使用しないなど、農業生産に由来する環境負荷をできる限り低減した「有機JAS」の規格に従って生産された農産物です。オーガニック給食の日には、有機農業の特長などについて紹介する食育資料を作成し、子どもたちが「食べる」だけに終わらず、給食を通じて「学ぶ」ことができるように工夫しました。私も中学校のオーガニック給食を食べましたが、食材そのものの風味や食感が強く感じられ、とてもおいしかったです。

さらに、令和5年度からは牛乳のストローを、生分解性のあるバイオマスのものに切り替えていく準備をしています。しかし、バイオマスストローの生産自体が二酸化炭素を排出するので、さらにカーボンニュートラル(注1)に近づけるため、学校給食の調理で生まれた廃油をアップサイクル(注2)してバイオマスストローに加工するという循環にチャレンジします。

「食」に関わる環境負荷は見落とされがちですが、オーガニック給食やバイオマスストローの取り組みを通じて、子どもたちが持続可能な社会の在り方を学んでいくことに期待しています。

  • 注1…温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする
  • 注2…元の製品に新たな付加価値を持たせ、別の製品として再生する

【教育長・岩岡寛人】

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