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更新日:2024年11月26日

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広報かまくら令和6年度12月号6面

(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:5,814KB)をご覧いただくかお問い合わせください)

令和5年度 市の決算状況

財政課

令和5年度の本市の決算については、6年市議会9月定例会で認定されました。

予算がどのように使われたか、市の財政状況はどうなっているのかをお知らせします。

  • 金額は表示桁数未満を四捨五入しているため、各内訳の計と合計は一致しない場合があります
  • 決算状況、健全化判断比率などは市ホームぺージで、決算書などは行政資料コーナー(本庁舎3階)でもご覧になれます

一般会計

行政運営の基本となる一般会計は、ふるさと寄附金の減収や新型コロナウイルス対策に係る交付金などの減額、前年度実施した小・中学校特別教室の冷暖房設置事業のような大規模な事業を行わなかったことから、歳入・歳出ともに減少しました。

歳入…718億4,032万円(4年度:749億2,251万円)4.1%減

市税
  • 令和5年度…373億1,104万円
  • 令和4年度…375億5,562万円
国庫支出金
  • 令和5年度…115億5,239万円
  • 令和4年度…136億984万円
県支出金
  • 令和5年度…41億4,679万円
  • 令和4年度…42億3,210万円
寄附金
  • 令和5年度…21億5,694万円
  • 令和4年度…24億3,107万円
市債
  • 令和5年度…16億7,780万円
  • 令和4年度…30億3,900万円
諸収入
  • 令和5年度…8億6,799万円
  • 令和4年度…12億2,061万円
その他

地方消費税交付金、使用料・手数料、繰越金など

  • 令和5年度…141億2,738万円
  • 令和4年度…128億3,428万円

歳出…685億8,755万円(4年度:705億8,997万円)2.8%減

人件費
  • 令和5年度…122億1,137万円
  • 令和4年度…126億8,347万円
扶助費
  • 令和5年度…172億3,528万円
  • 令和4年度…159億3,234万円
公債費
  • 令和5年度…40億2,278万円
  • 令和4年度…40億6,069万円
投資的経費
  • 令和5年度…39億5,966万円
  • 令和4年度…52億2,467万円
繰出金
  • 令和5年度…67億8,463万円
  • 令和4年度…65億9,439万円
その他

補助金、維持補修費、物件費など

  • 令和5年度…243億7,384万円
  • 令和4年度…260億9,440万円

特別会計

下記の特定事業について、徴収する保険料や使用料だけでは運営が厳しいため、一般会計からの繰出金も合わせて運営しています。

▲=マイナス

事業区分(特別会計)

大船駅東口市街地再開発事業
  • 歳入決算額(円)…2,055万(前年度比+5.0%)
  • 歳出決算額(円)…1,830万(前年度比+6.4%)
国民健康保険事業
  • 歳入決算額(円)…169億2,442万(前年度比+0.1%)
  • 歳出決算額(円)…167億4,891万(前年度比+0.3%)
公共用地先行取得事業
  • 歳入決算額(円)…1億8,975万(前年度比▲40.3%)
  • 歳出決算額(円)…1億8,975万(前年度比▲40.3%)
介護保険事業
  • 歳入決算額(円)…189億6,667万(前年度比+3.4%)
  • 歳出決算額(円)…185億2,101万(前年度比+3.7%)
後期高齢者医療事業
  • 歳入決算額(円)…61億8,078万(前年度比+2.5%)
  • 歳出決算額(円)…57億4,748万(前年度比▲3.8%)
合計
  • 歳入決算額(円)…422億8,218万(前年度比+1.6%)
  • 歳出決算額(円)…412億2,546万(前年度比+0.9%)

事業区分(公営企業会計)

下水道事業
  • 収入決算額(円)…97億3,170万(前年度比▲1.7%)
  • 支出決算額(円)…101億4,762万(前年度比▲0.8%)

市債(借入金)残高…連続減

一度に多額の支出を必要とする公共事業の財源を確保するため、市債(借入金)を活用しています。世代間の公平性や返済額・借入額のバランスなどに留意して管理しながら借り入れを行った結果、一般・特別会計の市債残高は、引き続き減少しました。

一般会計+特別会計

  • 令和元年度…724億円
  • 令和2年度…692億円
  • 令和3年度…642億円
  • 令和4年度…609億円
  • 令和5年度…562億円

一般会計

  • 令和元年度…341億円
  • 令和2年度…334億円
  • 令和3年度…308億円
  • 令和4年度…300億円
  • 令和5年度…278億円

財政健全化指標

財政破綻を未然に防ぐために国が定める5つの指標は、いずれも基準を大きく下回っており、財政の健全性が保たれていると言えます。

指標(1)~(4)は、毎年ほぼ一定の金額で入ってくる一般財源等(標準財政規模)から算出…全て健全

▲=マイナス(指標比率のため参考値)

一般会計等の赤字はどのくらい?

指標(1)実質赤字比率(一般会計等の実質赤字の割合)
  • 鎌倉市…赤字なし(▲7.39%)
  • 早期健全化基準…11.48%
  • 財政再生基準…20%

全会計の予算の赤字は?

指標(2)連結実質赤字比率(全会計の実質赤字の割合)
  • 鎌倉市…赤字なし(▲13.43%)
  • 早期健全化基準…16.48%
  • 財政再生基準…30%

返済の負担は重くない?

指標(3)実質公債費比率(一般会計等の市債返済額の割合)
  • 鎌倉市…重くない 1.3%
  • 早期健全化基準…25%
  • 財政再生基準…35%

借金の程度はどのくらい?

指標(4)将来負担比率(市債など将来負担すべき借金の割合)
  • 鎌倉市…負担なし(▲29.8%)
  • 早期健全化基準…350%

公営企業の赤字はどのくらい?

指標(5)資金不足比率(事業規模に対する資金不足額の割合)
  • 鎌倉市…不足なし(▲42.27%)
  • 経営健全化基準…20%

市の財政状況(総括)

令和5年度は歳入・歳出ともに前年度に比べ減額となりました。しかし、今後も物価高などへの懸念が続くことから、財政状況は必ずしも楽観視できるものではありません。

市税などの一般財源に占める固定経費の割合(経常収支比率)は依然96.1%と高く、福祉にかかる経費などが年々増加傾向にあります。今後も、既存の行政サービスの効率化や受益者負担の見直しも含め、行財政改革を進めていきます。

ふるさと納税により市税が流出

財政課 ふるさと寄附金担当 電話:61-3845

ふるさと納税制度は、全国各地から寄附を受けることにより、市の財政収入が増える反面、市民が他の自治体に寄附をした場合には、税に対する控除が受けられるため、本市に入るはずの税収入が減ることとなります。

市では、1月26日まで実施している「鎌倉スクールコラボファンド」などのクラウドファンディングを積極的に活用するなど、市民の皆さんにも寄附先として本市を選んでいただけるように努めてまいります。

ふるさと納税で子どもたちの学びを応援!

  • 鎌倉スクールコラボファンド…8・9面で紹介!

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