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更新日:2025年12月25日
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(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:7,481KB)をご覧いただくかお問い合わせください)
鎌倉国宝館 電話:22-0753
燻蒸(くんじょう)と展示替えなどのため2月6日(金曜日)まで休館。
2月7日(土曜日)から特別展「雛(ひな)人形」を開催します。
鎌倉歴史文化交流館 電話:73-8501
2月28日(土曜日)まで
展覧会初公開!貴重な機会です
北条政子は、源頼朝の妻として知られていますが、近年の研究では、幕府を支えた優れた女性のリーダーとしての姿も注目されています。
本展では、ゆかりの品々を通して政子の実像に迫るとともに、中世の鎌倉で女性たちが果たした役割にも光を当てて紹介します。
同館学芸員が北条政子について語ります。
【申し込み】(1)は1月13日、(2)は1月30日までにe-kanagawa電子申請か往復はがき(必着。〒248-0011 扇ガ谷1-5-1)で
戸時代の江の島のおみやげの一つ「貝屏風(びょうぶ)」を作ります。貝がらを使ってオリジナルのミニ屏風を作りながら、観光地としての鎌倉の歴史や江戸時代の旅行について学んでみませんか。
【申し込み】2月8日までにe-kanagawa電子申請で
鏑木清方記念美術館 電話:23-6405
1月25日(日曜日)まで
日本画家同士、親交があった鏑木清方(かぶらききよかた)と山口蓬春(ほうしゅん)。鎌倉と葉山にある2つの記念美術館で連携企画を開催します。詳細は同館ホームページを。
川喜多映画記念館 電話:23-2500
1,300円
1月24日(土曜日)13時00分から(約40分)
展示の見どころを学芸員が解説(終了後、希望者は旧和辻邸見学も)
1,300円
1,900円
2月1日(日曜日)13時30分から
ゲストは松岡環さん(アジア映画研究者)
鎌倉歴史文化交流館・鎌倉国宝館・鏑木清方記念美術館・川喜多映画記念館(映画鑑賞料金は除く)の観覧料などが無料です。
入館時に身分証などを提示してください。
あけましておめでとうございます。今年の十二支「午(うま)」にちなみ、鎌倉の遺跡から出土する「馬」について、ご紹介します。
鎌倉婦人子供会館の北側、小町大路に面する調査地点では、鎌倉時代後期の地層から、ほぼ全身が残る馬骨が溝に投棄された状態で出土しました。由比ヶ浜南遺跡(現在の県営地下駐車場)から出土した鎌倉時代の馬の骨格も同じぐらいの体高(馬の背の高さ)で、140センチ程度と推定されています。現代のサラブレット(競走馬)に比べるとずいぶん小柄な馬であったことが分かっています。
鎌倉時代、馬は運搬や騎乗、合戦などで活躍していたと考えられますが、死んだ後は、皮や骨が貴重な資源として利用されていました。例えば馬の中手骨(ちゅうしゅこつ)・中足骨(ちゅうそくこつ)は笄(こうがい)と呼ばれる髪を結うための道具に加工され、四肢骨(ししこつ)は馬具の部品である野沓(のぐつ)や辻具(つじぐ)などに加工されていました。これらの骨製品は、現在の長谷周辺の海岸部から多く出土しており、この辺りが鎌倉時代の職人の活動地域であったと推定されています。
当時の鎌倉は「武家の都」と呼ばれるように武士が主役でしたが、その相棒であった馬は、遺体になってもなお、利用されていたことがうかがわれます。
これらの出土品の一部を現在、本庁舎1階ロビーで展示しています(3月までを予定)。ご来庁の際には、ぜひご覧ください。また「鎌倉市出土品データベース」では、骨製品に限らず、市内で出土したさまざまな遺物のデータがご覧いただけます。
【文化財課】
市保管の埋蔵文化財を公開中(画像あり)
予防課 電話:44-0963
市内の貴重な文化財を火災から守り、後世へ伝えるため、消防本部では1月23日(金曜日)~29日(木曜日)に文化財防火運動を展開し、文化財保有社寺を中心に、火災予防のための立ち入り検査などを行います。
文化財に指定されている建造物の内部や周囲での火の使用は制限されています。社寺周辺で喫煙やたき火をしないでください。
初期消火・避難誘導・重要物品の搬出や消防隊による一斉放水などの訓練を行います。雨天中止。見学の際は公共交通機関のご利用を。
とき…1月27日(火曜日)10時00分から
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