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更新日:2024年8月5日
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鎌倉市長 松尾 崇
「市役所本庁舎の深沢地域整備事業用地への移転」に関して、市民の方々から激励・ご意見をいただいております。
これまで本庁舎整備の取り組みは、地震や風水害などの災害から市民の皆さまの生命・財産を守ること、さらには、人口減少・少子高齢化が進む中、市民にとって魅力的で持続可能なまちをつくるという想いの下、現在地での建て替えや現建物の長寿命化など、さまざまな可能性について、市民の方々と検討を重ねてきました。
先の熊本地震、西日本を中心とした豪雨災害においても、市役所が災害対策本部という重要な機能を果たしました。災害の規模や時期は予想不可能であっても、備えることで被害を最小限にとどめ、災害発生直後に市役所をしっかりと機能させて、市民が通常の生活を送ることができるよういち早く復旧・復興を進めるのが私たち行政の使命です。
現在の庁舎は、規模・耐震性能など災害時の業務継続に課題があり、また、さまざまな支援を受け入れる「受援力」が十分とは言えません。移転を予定している深沢地域整備事業用地では、本庁舎とともに消防本部を整備し、災害対策本部としての機能を強化します。併せて総合体育館・グラウンドを整備し受援力を高めます。
本庁舎が市民の生命を守る前線基地となり、十分な支援を受け入れることを想定し、深沢地域整備事業用地を移転先として選定しました。
「現在地での建て替え」「現建物の長寿命化」「移転して整備」に係る費用を試算したところ、「移転して整備」が最も費用を抑えることができます。建て替えや長寿命化には、施工時の仮設庁舎や仮移転の費用も必要となるからです。公共施設の建設に高額の費用をかけるべきではないと考えています。整備に当たっては、過去の「箱モノ」とは全く逆の発想を取り入れていきます。例えば、市の土地を貸して民間に建物を建ててもらい、必要な面積を市が借りる。社会経済状況や市民ニーズの変化に合わせ、必要な規模だけを使うようにするなど、さまざまな環境変化に柔軟に対応できる「スマートでコンパクトな仕組みを備えた建物」にします。民間のノウハウや資金を可能な限り活用し、コストを抑え、未来の鎌倉、子どもたちに負担を残さないものにします。
現在の本庁舎にある市民サービスの窓口機能は残します。さらに、テクノロジーの活用やコンシェルジュ機能を導入し、簡素かつ使い勝手の良さの向上を目指します。そして、周辺の公共施設(生涯学習センター・図書館など)を集約し、整備と運営に係る費用を低減しつつ、市民・来訪者にとって快適で魅力的な「人と情報がつながる場」をつくります。これまで同様、災害時の支援機能を維持し、津波避難ビルとしての機能を持たせたいと考えています。
本庁舎整備の取り組みについて、次号から毎号掲載していく予定です。
(注)今号4面に第1回「本庁舎等整備委員会」の傍聴者の募集を掲載しています
総合防災課 内線2285
市内において、県藤沢土木事務所が土砂災害防止法に基づき、調査をしています。内容は市内の崖で「急傾斜地の崩壊」に関する土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定に向けた基礎調査です。
調査に当たっては崖の確認や測量のため、調査のお知らせを投函した上で、県藤沢土木事務所が委託した調査業者が伺いますので、ご理解とご協力をお願いします。
調査が完了した際には県が結果を公表し、説明会を開催する予定です。
指定済みの土砂災害警戒区域については、県藤沢土木事務所(電話0466・26局2111、内線472)、市総合防災課のほか、県の「土砂災害情報ポータルサイト」でも確認できます。
なお、今後、法指定手続きを経て区域指定を行う予定ですので、市内で開発・建築予定のある人は、制限・規制などにご注意ください。
総合防災課 内線2615
災害時に迅速・的確な災害応急対策が取れるよう、総合防災訓練を実施します。どなたでも見学できます。
内容…避難訓練、災害情報収集・伝達訓練、救出・救助・消火訓練、炊き出し訓練など
保険年金課 電話61-3963
60歳になった時に、老齢基礎年金を受けるのに必要な期間を満たしていない人や、受け取る年金を満額に近づけたい人などは、65歳まで任意加入できます。
また、昭和40年4月1日以前に生まれた人で、65歳まで任意加入をしても年金受給権が得られない場合、70歳までの間は、老齢基礎年金の受給資格期間を満たすまで任意加入ができます。
加入手続きは、60歳になってからです。保険料納付は原則口座振替です。年金手帳・銀行などの通帳・届出印を持って、保険年金課(本庁舎1階)へ。
高齢者いきいき課 電話61-3899
人生の最期に向けて、自身の気持ちや考えを整理し、残される家族に思いを伝え、住み慣れた土地で最後まで自分らしく過ごすことができるよう、「鎌倉市マイエンディングノート」をご活用ください。
自身のことや連絡先、家族・親族・友人などへのメッセージなどを書き込むことができます。
高齢者いきいき課 電話61-3930
市では、高齢者の皆さんに感謝と敬愛の意を表し、敬老祝品を贈呈します。
100歳以上の祝品は職員などが、88歳の祝品は民生委員を通して、敬老の日(9月17日)までにお届けします。
【問い合わせ】土地利用政策課…内線2826
7月17日現在。事業区域の地番は代表地番です
上記の詳細やこのほかの届け出は、市ホームページや支所で閲覧できます
青少年課…内線2463
鎌倉市青少年指導員連絡協議会主催
(注)詳細は市内の中学校に配布済みのチラシで確認するか、青少年課へ問い合わせを