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更新日:2020年12月28日

持続可能な都市鎌倉を目指して~市役所本庁舎の整備~(6)

平成30年度11月15日号(No.1326)

鎌倉市長 松尾 崇

現庁舎跡地は、市民サービスの提供と賑わいや憩いの創出を基本方針としています。

相談や手続きの窓口を残し、その上で図書館、生涯学習センターを集約し、生涯学習、芸術文化、市民活動、多世代交流などの「つながる場」の拠点化を目指しています。

今回は、大船自治町内会連合会会長で、市自主防災組織連合会会長、大船まつり実行委員長などを務める田子祐司さんに「つながり」についてお話を伺います。


意見交換を通じて、市役所機能の整理を

――本庁舎や現庁舎跡地利用に関しては、意見交換しながら、それぞれの建物の機能を整理することが大事だと思います。私は熊本県益子町を震災後に訪ねましたが、市役所は母体として災害時に確実に機能を果たす必要があり、密に連携する消防本部が全市的な動きをするなら、災害拠点にはそれなりの規模の敷地が必要だという印象です。一方、地域には年配の人も困らない普段の窓口が必要です。それぞれの場所にどんな機能が必要なのか、何階に何を置くのかなど整理していってもらいたいと考えています。

顔が見えるつながりを おまつりも、防災も

――大船では「地域住民同士の顔が見えるつながり」について随分話し合っています。大船まつりでは、地域全員で作ろうと取り組んでおり、当日は9万人を超える人々で賑わいますが、行事に携わるのも、見るのも同じ参加ですので、参加する皆さんに喜んでもらえるよう準備しています。

「顔が見えるつながり」という考えは防災も同じで、私たちは大船地域の小学校を避難所とする際の住民向けの「避難所運営マニュアル」をまとめました。行政のマニュアルはありますが、地域住民が現場で使えるものはありませんでした。災害時、行政職員にできることは限定されていますし、地域である程度対策をしていないと困るだろうと声掛けをしたら、多くの方が尽力してくれました。

日頃から自分たちの役割が共有されていれば、実際の災害時に動きが違うものになります。自然豊かな鎌倉では、海の防災があれば山の防災もあるでしょう。地域ならではの防災が必要で、それぞれでどう助かるかを、知恵を寄せ合って考えなければなりません。今後は、そういう検討を他の地域と共有し、市内で高めていくといいと思います。

やっぱり若い人の声を どんどん聞かなきゃ

――これからの鎌倉を考えるなら、やはり若い人の考えをどんどん取り入れていった方がいいと考えています。

会長職を務めているとよく意見を求められますが、私は答える代わりに「つながる場」を作るようにしています。私が答えたら自治町内会連合会の答えになってしまう。もし関係者が集う場があれば、意見がある人は当事者として責任を持って真剣に関わってくれます。そうした場を通じて、大船まつりでも多くの若い人が自発的に動いてくれています。鎌倉で育っていく子どもたちのためにも、若い人に参加を促した方がいいと思います。


大船地域では、他にも「鎌倉リビングラボ」という今泉台の地域活性化の事業があり、先日はスウェーデン国王、王妃、高円宮妃が視察のためにお越しになりました。地域、大学・企業、行政が顔の見える距離で共に取り組んでいることへの評価といえます。

本庁舎の整備については今後、市民意見の公募を予定しています。現庁舎跡地利用に関しても、引き続き、皆さまとの意見交換を通じ、より良い整備ができるよう進めてまいります。

これまでの本庁舎整備の取り組みについてご覧いただけます

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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