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更新日:2021年4月5日
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鎌倉地域の交通環境改善に向けて平成7年7月に発足した「鎌倉地域交通計画研究会(以下、「旧研究会」という。)」は、発足当時からの活動の統括と今後の取り組みの方向性を「鎌倉地域の地区交通計画に関する提言・その2(以下、「提言2」という。)」にまとめ、平成13年9月に解散しましたが、この提言2では、行政が施策を行う上で、企画・立案段階から市民参画方式を取り入れたことが着実な成果を上げたと明言しており、加えて、今後は、旧研究会の資産をベースに、議論を効率的にまとめるプロセスを予め定めておくことで、市民主体の柔軟で実効性のある地区交通計画の策定が可能であるとしています。
こうした提案は、約6年間にわたって旧研究会との協働体制を体験した市としても、充分理解できるところであり、今後、鎌倉地域地区交通計画を強力に推進するためには、市民参画による新たな組織を再び立ち上げる必要があると考えました。
しかし、本市における交通問題は、鎌倉地域のみならず市域全体において検討しなければならないものであり、今後は市民参画という手法を用いて全市的な課題の解決を図ることが望ましいと結論付けました。
そこで市は、これらのことを総合的に勘案し、平成14年10月1日に「鎌倉市交通政策研究会(以下、「研究会」という。)」を発足させ、鎌倉地域地区交通計画の推進、公共交通機関の輸送力向上や利用の促進、交通マスタープランの見直し等を行うこととしました。
(1)全市的な交通問題への対応
ア 交通マスタープランのローリング(見直し)
イ オムニバスタウン計画(中期計画)の策定
(2) 地区交通計画の策定
(3)TDM施策に関する実験・評価などの検討・実施
ア 「総合的な情報提供」、「プロモーション施策」の検討・実験・評価
イ 由比ガ浜地区の「ゾーンシステム」の検討・実験・実施
交通マスタープラン、オムニバスタウン計画、地区交通計画に関し、市では平成3年度の予備調査から検討を進めております。これまでの計画検討の経緯は、次のとおりです。
平成14年度から平成17年度における検討の概略スケジュールは次のとりです。
研究会の開催に併せて、議論の概要をまとめた「鎌倉市交通政策研究会ニュース」を発行しています。
現在の取り組み状況については、こちらをご覧下さい。
鎌倉市交通政策研究会ニュースvol.1(平成15年1月)(PDF:90KB)
鎌倉市交通政策研究会ニュースvol.2(平成15年3月)(PDF:85KB)
鎌倉市交通政策研究会ニュースvol.3(平成15年4月)(PDF:171KB)
鎌倉市交通政策研究会ニュースvol.4(平成15年8月)(PDF:538KB)
鎌倉市交通政策研究会ニュースvol.5(平成15年12月)(PDF:170KB)
研究会委員役職一覧(平成16年1月1日時点)(PDF:20KB)