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更新日:2021年4月5日
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鎌倉の観光拠点である鎌倉地域では、休日を中心に自動車交通量が集中し、著しい交通渋滞が発生しており、これにより来訪車両の生活道路への進入、緊急車両の遅れ、バスの定時性低下等、市民生活に大きな支障をきたしています。
交通渋滞を抜本的に解決していくためには、道路整備や駐車場整備を進めることが必要ですが、歴史的環境の保全など様々な制約を抱えているため、短期的な道路整備等は困難な状況です。
これまでは、既存の道路や駐車場を有効に活用した、パークアンドライド等のソフト施策を実施してきましたが、目に見えた交通渋滞の解消には至っていないのが現状です。
そこで、鎌倉地域に流入する自動車交通量を抑制することで交通渋滞を解消し、地域住民の居住環境の向上や公共交通の利便性向上等を図る、(仮称)鎌倉ロードプライシングの導入が最も効果的であるとの考えから、平成25年10月から検討を進めており、特に法制度や補助制度の活用等に関する専門的課題の検討を進めるため、鎌倉市交通計画検討委員会条例に基づき、「鎌倉市交通計画検討委員会・特別委員会」を平成28年1月に設置しました。
(仮称)鎌倉ロードプライシングや短期的な施策について、第3回鎌倉市交通計画検討委員会・特別委員会(令和2年1月8日開催)での審議を経て、鎌倉市から国土交通省に対し、技術的な支援を求める要望書を提出いたしました。