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更新日:2025年3月24日
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鎌倉市の特別支援教育は、障害のあるなしにかかわらず、児童生徒の自立や社会参加に向けて、主体的で連続性のある学びを支援する視点に立ち、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高めるため、個に応じた適切な指導や支援を行います。
また、インクルーシブ教育を推進し、子どもたちが互いの多様性を理解し、尊重できるような「地域で共に学び、共に育つ」教育環境づくりを進めています。
鎌倉市の特別支援教育のご案内パンフレット(PDF:1,351KB)
特別な支援や指導が必要な子どもが小・中学校に入学する際、通常学級のほか、特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室などの様々な学びの場があります。
その子どもにとって、もっとも力を伸ばすことができる学びの場を就学相談や教育相談を通して選んでいきます。
鎌倉市の特別支援学級は、令和6年(2024年)4月現在、小学校15校、中学校9校に設置されています。
知的障害、自閉症・情緒障害の特別支援学級は設置校全校に設置され、そのほか、肢体不自由、難聴、病弱・身体虚弱、弱視の学級が拠点校に設置されています。
特別支援学級種 | 小学校 | 中学校 |
知的障害、 自閉症・情緒 障害 |
第一、第二、御成、腰越、 稲村ケ崎、七里ガ浜、西鎌倉、 深沢、富士塚、小坂、玉縄、植木、 関谷、大船、今泉 (16校中15校) |
第一、第二、御成、腰越、深沢、 手広、大船、玉縄、岩瀬
(9校中9校)
|
肢体不自由 | 御成小 | 御成中 |
病弱・身体虚弱 | 大船小 | 岩瀬中(在籍生徒なしのため閉級中) |
難聴 | 大船小 | 手広中(在籍生徒なしのため閉級中) |
弱視 | 第一小(在籍児童なしのため閉級中) | 第一中(在籍生徒なしのため閉級中) |
令和6年(2024年)4月から、新しく稲村ケ崎小学校に特別支援学級(知的障害、自閉症・情緒障害)を開設しました。
令和7年(2025年)4月から、新しく山崎小学校に特別支援学級(知的障害、自閉症・情緒障害)を開設します。
開設についての説明会を行いますので、参加を希望される方は案内をご覧いただき、教育指導課へご連絡ください。
山崎小学校特別支援学級開設説明会のご案内(PDF:111KB)
鎌倉市在住の児童生徒が特別支援学校に就学する場合は、知的障害、自閉症・情緒障害の児童生徒は県立藤沢支援学校、肢体不自由の児童生徒は県立鎌倉支援学校、視覚障害の児童生徒は県立平塚盲学校、聴覚障害の児童生徒は県立平塚ろう学校が学区となります。
鎌倉市内の小学校通常学級に在籍しながら、定期的に通級指導教室のある学校に通って指導を受ける、「通級制」の教室です。通級指導教室には、「ことばの教室」「きこえの教室」「つどいの教室」があります。
「カ行の発音がうまくできない」「発音が不明瞭」といった、構音障害、「ことばの始めがスムーズに言い出せない」といった、吃音や、言語発達の課題に関する指導を行います。
聞き取りの練習など、難聴に伴う課題(聴覚管理、言語発達など)に対し、聞く練習などの指導を行います。
「勝負ごとに負けると気持ちを納められない」「友達とトラブルになりやすい」「集団の活動に参加できない」など、人間関係作りや集団参加に関して、ソーシャルスキルトレーニングを通して社会性を育てます。
ことば・きこえ・つどいの教室への通級を希望される場合は、学校で担任の先生にご相談ください。
令和7年(2025年)4月から、鎌倉市立中学校の通常学級に在籍の生徒を対象にした、中学校通級指導教室を開設します。詳しくは、中学校通級指導教室のしおりをご覧ください。
中学校通級指導教室開設の説明会を8月に開催します。参加をご希望の場合は、説明会のご案内をご覧いただき、教育指導課へご連絡ください。
不登校の児童生徒が在籍校に籍を置きながら通室し、教育支援(集団生活への適応、基礎学力の補充等)がうけられる教育支援教室「ひだまり」があります。教育支援教室「ひだまり」に関するお問い合わせは、教育センター相談室まで。
小学校で、授業中の学習面への支援を行います。保護者の同意があれば、個別学習をすることもできます。
学習場面に応じて、通常学級に在籍している児童生徒の生活介助や、特別支援学級に在籍する児童生徒の学習のサポートや安全管理を行います。
お子さんの学習面、発達面などについての相談は、学校の担任をはじめ、養護教諭、教頭、教育相談コーディネーターなどにご相談ください。また、教育センターでも相談を受け付けています。
心理の専門家として、学校生活や発達に関するお子さんや保護者の相談を、教育センターにて受け付けています。それぞれの学校担当の教育相談員がいます。
心理の専門家として、学校生活や発達に関する問題や悩みについての相談に応じています。
教育や福祉に関する専門家として、福祉や医療などの関係機関との調整・連携を行うスクールソーシャルワーカーがいます。
中学校で週1回、生徒や保護者等の相談に応じています。
また、中学校区の小学校で、月1~2回相談を行っています。
教育相談員、スクールカウンセラーへの相談申し込みは、各学校へお問い合わせください。
スクールソーシャルワーカーの派遣を希望される場合は、教育センター相談室へご相談ください。
神奈川県では、特別な支援が必要な児童生徒一人ひとりの個別の支援計画として、「支援シート」を作成し、支援の内容などを次のライフステージに引き継ぐ際の連携ツールとして使用しています。
特別支援学級に在籍する児童生徒、通級指導教室に通う児童は、必ず作成します。
支援シート(個別の支援計画)をご存じですか?(PDF:111KB)
鎌倉市では、特別な支援を必要とする児童生徒のニーズの多様化に伴い、さらなるインクルーシブ教育環境の充実や、児童生徒の医療的ケア、地域連携体制の構築、切れ目ない支援体制の構築などの新たな課題に対応し、本市における特別支援教育体制をさらに充実していくために、「鎌倉市特別支援教育推進計画」を策定しています。
令和7年度~令和9年度を第3期とした計画を、令和7年(2025年)3月に新たに策定しました。
令和6年(2024年)12月16日(月曜日)~令和7年(2025年)1月14日(火曜日)に行いました、意見公募について、応募いただいたご意見と回答を公表いたします。
所属課室:教育文化財部教育指導課
鎌倉市御成町18-10 第4分庁舎2階
電話番号:0467-61-3812
内線:2721.2468