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更新日:2024年3月6日
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「地域のためにできることをやってみよう!」という思いから、鎌倉市では様々な活動が生まれています。
令和4年度のつながる鎌倉エール事業スタートアップコースとして採択された3つの団体にアンケートを行いましたので、その活動内容をご紹介します。
以上の活動にあたり、調査・学習資材を準備し散策マップの作成や活動会報を定例化する予定です。
恵まれた住環境に住み着いた明月谷の住人が、季節感ある自然の恵み(桜街道/筍掘り/ホタル復活/お月見/紅葉・イチョウ観賞/里山散策)を楽しめる、「町内会の垣根を超えて谷戸の自然保護と景観保全」活動を主とした、後世に繋げられる『やすらぎの里作り』がしたいという思いから発足しました。
スタート会員6名は、明月谷戸で幼少期から育った方や、10年から40年近く居住する方で、各々の家は「明月川と明月谷の自然環境」に溶け込み、自然災害対策(急傾斜地危険区域)においては行政窓口との折衝も経験済みの方々です。今後は、地域環境の特性を踏まえた地政学的見分と歴史的風致維持向上に繋げる活動を一歩一歩、着実に進めていきたいです。
活動メンバーの両親は、他界もしくは九十歳を超え、谷戸住民も高齢化が進み世代交代が上手く行かず空き家」も散見されるため、若者世代が高齢者とともに「共生できる企画」が課題です。
コロナ禍の第8波が拡大する中で、現状2~3人で高齢者住宅の庭木剪定や枯木伐採等の「街並み景観保全」活動や「里山散策ルートの作図・定期点検」(R4.12月鎌倉駅地下道ギャラリー掲載)を継続し、新春1月は、北鎌倉駅(裏側)~明月院踏切り間の線路沿い市道の「まち美化推進重点区域」ポイ捨てゴミ回収を開始しました。北鎌倉ポケットパークの清掃・プランタン(鉢植え)の植替えサポートも行います。
清掃で集めたゴミ
今年3月までに来年度活動計画を【環境保護】班/【里山整備】班/【諸団体協力】班で協議し、資機材購入(チェンソー,工具等運搬台車)と予算案作成します。
学校が居心地悪い、社会に馴染めないお子さんや保護者の方向けの第3の居場所を提供しています。
のんびりするのもよし。コーヒー飲みながらゆっくり話をするのもよし。体を動かすのもよし。勉強するのもよし。
やりたいことをとことんやっていくことができます。
卓球をしている利用者の様子
工作をしている利用者の様子
今は不登校の数が増えています。教員をしていたこともあり、学校の中の事情もわかり、それでも、学校が合わない子もいる。
それだったら、学校以外の場所、家でもない外に居場所があって、心地よく過ごせればと思い、活動に取り組んでいます。
新しい出会いがあったり、表情がやわらかくなり、生き生きし始めたり、小さなしあわせがたくさんあることがやりがいです。
課題としては、まだまだ認知されていない部分があるのと、活動していくための運営資金に余裕をもって取り組めていないところです。
今後は、関わった人たちの笑顔を増やし、心地よい空間を自分たちでつくりあげていくこと。
そして、自分たちで、本当にやりたいことを支え合いながら取り組むとともに、手に入れたいものをどんどん手に入れていく居場所にしていきます。
プロジェクト担当の小山さん
竹林整備により適切に竹林を管理し、整備後の竹材を使って竹細工を行っております。
作業中の様子
竹林整備後の竹は行き場が無く、山に山積している状態でした。
整備を楽しみに変えることで整備の人出を増やし、廃材の竹を資源として活用できる循環を作りたいと考えました。
竹の成長サイクルに合わせて活用できますので、廃棄物を地域資源として活用できる点にやりがいを感じます。
また、竹細工の技術は、身に付ければ一生ものですので、仕事にしたり、生活に取り入れたり、暮らしを豊かにする可能性があると思っています。
鎌倉で暮らす人、鎌倉を訪れる人に、様々な形で竹との接点を提供できるような取組を増やしていきたいです。
竹細工の作品
竹細工の作品