ホーム > くらし・環境 > 地域コミュニティ・市民活動 > つながる鎌倉エール事業~まちを良くしたい。その想いにエールを~ > つながる鎌倉エール事業-これまでの活動紹介- > 令和6年度「協働コース」~実施事業の活動紹介~(令和5年度採択事業)
ページ番号:38969
更新日:2025年3月19日
ここから本文です。
鎌倉市では、市民活動団体と市がそれぞれの特性を生かし、ともに協力して共通の目的である社会や地域の課題解決に取り組む『協働』の活動が生まれています。
令和5年度のつながる鎌倉エール事業「協働コース」では、令和6年度に実施する事業として2件の協働の取組が採択されました。
この2つの事業にアンケートを行いましたので、その活動内容をご紹介します。
野村総研跡地などで竹林整備活動をしています。これまで480回の活動を行っています。
野村総研跡地の整備を行い、安全・安心の回復を行い、市民が安全で楽しく集える場所にすること。
団体は整備作業を行い、市は作業の基盤的な整備を行いました。
具体的には物置の設置、グレーチングの設置、道路作業コーンの貸し出しを行っていただきました。
竹林整備作業で、日頃 使っている 野村総研跡地のアプローチ道路、広場、植栽の手入れがされず荒れていたのが気になっていたため。
やりがいは、目に見えてきれいになり、気持ちよくなるのが分かること。利用者が成果について
評価してくれている点。
課題は、作業量が過大だった点。アプローチ道路わきの側溝の整備はボランティア活動の域を超えていた。
竹林整備活動:これからも行っていく予定です。
エール事業:エール事業では、山桜を守る会の主な活動である「竹林整備事業」とは切り分けて、野村総研跡地を魅力あるものにするための美化活動を行ってまいりました。
お互い協働の継続を望んでいたものの、担当課の予算の都合もあり、今後の美化活動については不透明ではありますが、担当課と調整しながら活動の継続について検討していきたいと思います。
子どもたちの「生きる力」を育むことを目的に、探究型学習を軸としたアフタースクール、自然体験、ワークショップ、個別学習支援などを提供している教育団体です。
鎌倉の子ども達がプロクリエイターと共に鎌倉を取材し、地域情報誌を作成・発信する活動です。取材、執筆、編集を通じて、表現力やコミュニケーション力を育み、地域への愛着を深めることを目的とした子ども主体の活動です。
市は、鎌倉市内の小中学校へのチラシ配布を通じた周知活動や、取材先の調整、市民活動への取材の取次を担当しました。一方、マナビノキは、プロクリエイターによるワークショップの調整を行い、子どもたちの取材活動や編集作業をサポートしました。市が広報や取材環境の整備を担い、マナビノキが子どもたちの実践的な学びを支える役割を果たしました。
北杜市を訪れた際、現地の子どもたちが作ったローカルマガジン「ほくとこ」を見つけ、その背景にあるコロマガプロジェクトの存在を知りました。その取り組みに共感し、「鎌倉の子どもたちとも、ぜひやってみたい」と思い、この活動を始めました。
活動のやりがいは、子どもたちが取材や記事作成を通じて表現力やコミュニケーション力を高め、地域とのつながりを深められることです。また、プロのクリエイターに学ぶ機会があり、実際に地域情報誌を発刊することの楽しさを実感できます。一方で、課題としては、取材先のスケジュール調整の難しさや、編集作業の負担が挙げられます。また、プロジェクトを継続するための資金や支援者の確保も重要な課題です。
今後の目標は、より多くの子どもたちがこのプロジェクトに参加できる環境を整え、継続的な取り組みとして定着させることです。また、鎌倉のプロクリエイターとの連携を深め、子どもたちが取材・編集スキルをさらに磨ける機会を増やしたいと考えています。また、子ども達が、鎌倉の人、もの、ことに触れながら、多様な視点から鎌倉の魅力を発信できるようにしたいです。さらに、他の地域とも交流し、子ども同士が学び合えるネットワークを築くことも目指したいです。