岡本二丁目マンション計画跡地の寄附について

土地の寄附について

大船駅西口駅前の岡本二丁目マンション計画跡地は、平成17年12月に神奈川県開発審査会において開発行為の許可処分が取消されたことで、開発工事が中断した状態になっていました。

その後、課題解決のため、市は土地所有者などと協議を行ったところ、土地所有者から寄附の申出があり、平成26年10月にこの土地の寄附を受けました。

当該地では、（1）開発工事の中断から約9年間、取り壊されたままとなっている市道の階段復旧、（2）開発工事で切られたがけ面の恒久的な安全対策、（3）公共的な土地利用の実現といった課題があります。

市が寄附を受けたことにより、それぞれの課題を切り離さず、一体的かつ総合的に取り組むことで、根本的な解決を図ることとしました。

市では、この土地で、本市総合計画の将来目標である「健やかで心豊かに暮らせるまち」の実現に向けた健康・福祉・子育て・青少年などに関する複合的な施設建設を含めた用地活用を検討しました。

市では、用地活用に向けて検討をスピード感をもって進めるため、11月1日付けで特命担当を設置し、庁内調整等を一元的に行う体制を整えました。
特命担当で、庁内の横断的な協議・調整を図ることなどに、集中的に取組みました。
また、全庁的な関連施策や計画との調整を図るため、庁内の関係部局で構成する「鎌倉市岡本二丁目用地活用基本計画検討委員会」を設置し、検討を進めた結果、平成27年３月に「岡本二丁目用地活用基本計画」を策定しました。
　なお、特命担当及び鎌倉市岡本二丁目用地活用基本計画検討委員会は、平成27年３月に役割を終え、廃止となりました。