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更新日:2024年5月1日

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4.重点事業地区

 

 事業/地区

 種別

 重点事業重点地区とする理由

 取り組み方針
(事業や規制誘導手法の適用等)

都市景観資源の保全と活用

 

A ○
推進
事業地区

鎌倉らしい景観の重要な要素である洋風建築物などを保全再生活用していくため。

条例に基づく景観重要建築物等の指定と支援
地域景観資源の保全活用

都市景観形成事業

 

A ○
推進
事業地区

景観形成地区など、地区レベルでの景観誘導を進めている地区では、公共側でも景観形成のために必要な事業を推進し、総合的効果的な景観形成を図る。

都市景観形成基本計画等に基づく公共施設の景観整備事業の推進(電線の地中化を含む)

施設レベルの景観誘導

 

A ○
推進
事業地区

公共民間を問わず、一定規模以上の建築物等の新築や改築時に、景観形成への配慮を求めるため。

景観形成ガイドラインの活用、事前協議による誘導
屋外広告物等の規制誘導
ポケットパークの整備

住宅地、商店街などの地区レベルでの景観誘導

 

C ○
方針検討
事業地区

良好な住環境の保全、まちづくりとあわせた特色ある地区景観の形成などを、市民が主体となって進めようとする地区での景観誘導を推進する。

住民等の発意に基づく自主的な取り組みの推進支援(専門家派遣等)
地区計画、建築協定、景観形成地区、緑地協定等の活用

若宮大路を中心とした地区での景観誘導(鎌倉シンボルゾーン)

 

C
方針検討
事業地区

鎌倉市の都市構造上重要な地区であり、鎌倉のシンボル的な都市空間としての景観形成が求められている。

鎌倉駅周辺拠点の整備構想にあわせた誘導方針の検討
美観地区、景観形成地区等の活用

3つの都市拠点と腰越拠点、海岸ゾーン、大船深沢ゾーン等での景観誘導

 

C
方針検討
事業地区

鎌倉市の都市構造上重要な地区ゾーンであるため、重点地区としての景観形成が望まれる。

各地区ごとの整備構想、整備計画にあわせた誘導方針の検討
美観地区、地区計画、景観形成地区等の活用

建物の高さの制限

 

C
方針検討
事業地区

自然環境や歴史的風土と一体となったまち並みの形成が望まれる。

地区ごとの土地利用や景観を考慮して建物の最高限度を決める
・高度地区の指定

○:実施計画に位置づけられているもの。
※種別(A、B、C)の内容については、III.0-2. 各部門別方針の基本的な構成を参照して下さい。

 

5.今後の課題

1)拠点及びゾーンにおける景観形成の具体的なルールづくり

各拠点及びゾーンでは、将来の土地利用との調整を図りつつ、まち並みのあり方を検討することが必要となっていますが、建物の形態、高さ、壁面線の位置、色彩、広告物などについて具体的なルールをどのように定めるか今後の大きな課題となっています。

2)住宅地等におけるまち並み形成

(1)まち並み形成のルールづくり

市民が、それぞれの地域の特性を活かし、どのようなまち並みを形成していくかを話し合い、ルールづくりを検討していくことが重要です。

(2)景観にも配慮した道路整備

本市には道路幅員の狭い住宅地も多く、落ちついた雰囲気を持つ面もありますが、防災上の問題を有しています。

今後、安全確保のため、景観面にも配慮した道路整備のあり方の検討が必要です。  

お問い合わせ

所属課室:まちづくり計画部都市計画課都市計画担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3408(直通)

ファクス番号:0467-23-6939