ホーム > くらし・環境 > 消費生活・エシカル消費 > 消費生活に関する講座・教室 > 広報かまくら「消費生活相談」 > インターネット通販の最終確認画面は保存を!(1月1日号)
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更新日:2025年3月13日
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「SNSの広告を見て、化粧品を1回だけのつもりで申し込んだところ、複数回の定期購入になっていた」などの相談が多く寄せられています。
令和4年6月から特定商取引法が改正され、ネット通販を行うサイトは、申し込みの最終確認画面に価格・支払い方法・購入条件や返品の有無など、基本的な事項を分かりやすく表示することが義務付けられました。また、最終確認画面に問題がある場合は、契約の取り消しが主張できるようになりました。
消費生活センターに寄せられる相談には、契約の内容や条件などの詳細が不明という場合が見受けられます。サイトの広告や内容は次々に更新されます。トラブルに備え、申し込みの最終確認画面や最初の広告画面のほか、サイトから届いたメールも保存しておきましょう。
通信販売にはクーリング・オフ制度はなく、返品・返金はサイトの利用規約に従うことになります。サイトの最後にある「特定商取引法に基づく表示」にも重要なことが記載されているので、会社名・代表者名・住所・電話番号などの確認もお忘れなく。
困ったときは、早めに消費生活センター(電話:24-0077)に相談してください。