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更新日:2025年11月19日
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「スマートフォンでニュースを見ていたら、突然サーキュレーターの広告が表示された。国内のメーカーと大学が共同開発した商品と書いてあったので安心して注文したが、商品は海外から届いた。代引きで支払ったが、説明書は外国語で、商品は期待した風力がなく、安定性にも欠けていた。送り状に返品センターの電話番号があったので電話をしたが、何度電話をしても話し中で、その後、通じなくなった。広告にあった国内のメーカーをネット検索すると、『偽広告にご注意ください。万が一、被害に遭われた場合は、警察や消費生活センターに通報してください』と注意喚起表示があった」。
ネット通販の相談は他にも「日本語表示の通販サイトで海外メーカーのバッグを注文して、クレジットカード決済した。業者から発送したとのメールはあったがバッグは届かず、『返金してほしい』とメールしたが返信がない」、「通販サイトで、販売が終了となるという鍋を見つけ、指定の銀行口座に振り込んだが、鍋は届かず連絡も取れない。後から外国人名の口座だったことに気付いた」などがありました。
ネット通販の買い物は見えない相手との契約です。近年は悪質通販サイトの見分け方が難しくなっていますが、(1)ブランド品やお試しなどで価格が通常より極めて安い(2)支払い方法が限定されている(3)解約についての記載がない(4)事業者の名称・住所・電話番号の表記がない(5)日本語がおかしいなどがあれば、慎重な判断が必要です。
不安に思った場合は、消費生活センター(電話:24-0077)へご相談ください。