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更新日:2025年2月28日
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2月の最終水曜日を中心に開催されるピンクシャツデーは、「いじめ反対」の意思表示をするため、ピンクシャツを着たり、ピンク色のものを身につけるという子どもから大人まで誰もが参加できるポジティブキャンペーンです。
濃いピンク、薄いピンク、ワイシャツ、Tシャツ、服でなくてもピンクの小物を身につけることも活動となります。
いじめは、絶対に許されない行為であり、人権を侵害する重大な社会の問題です。
2007年、カナダ・ノバスコシア州――――
中学3年の男子が、ピンク色のポロシャツを着て登校したことを発端に、性的なからかいや暴行などのいじめにあいました。それを知った高校3年生の男子2人が、「いじめはもうたくさんだ」と、ピンク色のシャツを買い集め、学校のネット掲示板やメールを通じて、「明日、みんなでピンクのシャツを着よう!」と呼びかけました。
翌朝、みんなに配ろうと大量のシャツをもって学校に行くと、そこには、みずからピンク色のシャツや小物を身に着けて登校する生徒たちの姿が…。
彼らの呼びかけを知った人たちが情報を拡散し、多くの生徒たちが賛同。学校中がピンク色になったのです。これによって、いじめを受けた生徒は安心して学校に通えるようになり、その学校でのいじめは自然になくなったといいます。
ピンクシャツデー運動は、現在、180以上の国と地域に広がっています。
学生たちがみずから始めた「いじめをやめよう」「いじめをなくそう」というアクションは、地元メディアで話題となり、一気にカナダ全土へと広がりました。2008年2月、カナダのブリティッシュ・コロンビア州知事が、「2月の最終水曜日を”ピンクシャツデー”にする」と宣言。賛同の動きはさらに広がり、現在では、180を超える国と地域におよぶ世界的運動に発展しています。
日本では、2011年2月、国内初のピンクシャツデー団体「日本ピンクシャツデー」(非営利)が設立されたのを皮切りに、各地でさまざまな団体や企業、学校、個人の方々が運動に参加し「いじめストップ!」を呼びかけています。
(ピンクシャツデー神奈川推進委員会HPより抜粋)
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