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更新日:2024年11月11日
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国内の野生鳥獣は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(以下「鳥獣保護管理法」と言います。)により保護・管理されていて、むやみに捕獲したり、卵を採取することはできません。
カラスやドバト、トビの被害対策につきましては、以下の対策を行うことにより、被害を防ぐことができる場合があります。
(出典:藤沢市ホームページ)
人の生活圏で見られるのはハシブトガラスです。
ゴミ集積所でネットからはみ出たゴミ袋をつついているところや海岸で捨てられた魚などに群がっている光景を目にします。カラスの数を減らすためには、きちんとゴミネットを掛ける、ゴミの先出し後出しをしない、海岸に魚を捨てないなど、マナーを守ることが必要です。
カラスに限らず、野生鳥獣は誘因物(エサや巣など)にあつまります。そのため、誘因物を除去し、エサや巣を容易に得られない環境づくりをすることが、被害の防止や生息数の増加を防ぐこととなります。
カラスが増えた原因は、エサとなる生ごみが街中にあふれているからと言われています。そのため、以下のことに注意しましょう。
抱卵や子育てのための巣作りは、3月ごろから始まります。カラスが巣作りを始める前に庭などの樹木の枝の剪定を行い、巣をつくられないようにしましょう。また、針金製のハンガーを巣材に使うことがありますので、屋内にしまうようにしましょう。庭木などに巣作りを始めたら、完成してしまう前に巣を落すなど早めに対応しましょう。巣の中に卵やヒナがいるときの巣を撤去する場合には、鳥獣保護管理法による市長の許可が必要になります。
電柱や、街路樹などへ営巣しているのを発見したら、以下の連絡先へ連絡してください。なお、電柱には「電柱番号」が表示されていますので、この番号を連絡するとよいでしょう。
営巣している場所 | 連絡先 | 電話番号 | |
電柱 | 東京電力パワーグリッド | 0120-995-007 | |
NTT東日本 | 0120-444-113 | ||
街路樹 | (国道・県道) | 神奈川県藤沢土木事務所道路維持課 | 0466-26-2111 |
(市道) | 道水路管理課 | 0467-61-3538 | |
公園 | みどり公園課 | 0467-61-3491 |
カラスは繁殖期には攻撃的になるため、以下のことに注意しましょう。
ハシブトガラスは3月から7月にかけてが繁殖期であり、人の生活圏に繁殖のための巣を作ることがあります。
この時、巣にいる卵やヒナを守るため、巣のそばを通りかかる人の頭上を飛んで威嚇したり、ときには足で蹴ってきます。
子供の巣立ちが近くなると、より神経質になり、巣の近くや縄張りに人が近づくだけで警戒態勢に入ります。
【カラスの巣】
(出典:逗子市ホームページ)
【親鳥に餌をねだるカラスの幼鳥】
(出典:逗子市ホームページ)
このような行動が見られたら、卵やヒナがいる巣が近くにあることになります。このような威嚇行動・警戒行動を無視すると、人の斜め後方から飛来し足で頭を蹴ってきますので、なるべく背を向けないようにして、その場から離れましょう。
なお、鳥獣保護管理法により許可なく幼鳥やヒナを捕獲したり、卵を採取することはできないことになっています。また、市では個人が所有する建物や民間施設にある巣の撤去は行っておりません。
ご自分で巣の撤去等が不可能な場合は、工務店、害虫害獣駆除の専門業者や公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会( 外部サイトへリンク )に御相談ください。(有料になります。)
(出典:藤沢市ホームページ)
ドバトは、ヨーロッパからペットとして輸入されたカワラバトが野生化したものです。近年、このハトが増え、社寺などの建物や住宅のベランダなどがフンで汚されるなどの被害が出ています。また、フンによる健康への影響もあると言われています。
ドバトが増えた背景には、人による無責任な餌付け行為が一因とも言われています。餌付け行為により、エサに不自由しないことから数が増えてしまったと考えられているため、野鳥への餌付けはやめてください。皆様のご協力をお願いいたします。
ドバトに限らず、野生鳥獣は誘因物(エサや巣など)にあつまります。そのため、誘因物を除去し、エサや巣を容易に得られない環境づくりをすることが、被害の防止や生息数の増加を防ぐこととなります。
ドバトがとまりそうなところにテグス(釣り糸)やネットを張りめぐらせましょう。
ドバトは羽の先が触れるのを嫌がると言われていますので、侵入を防ぐためにベランダ等に網状のテグス等を張りめぐらせましょう。軒先やひさしから麻糸等を15cm間隔で垂らすのも効果があると言われています。
ドバトは帰巣本能が強く(このために伝書鳩に使われていたと思われます。)同じ場所や同じ行動を好みます。フンの形状でなわばりを覚えると言われていますので、フンをされたらこまめに清掃しましょう。
ドバトが巣を作りそうな場所(三方が囲まれた場所、雨樋、雨戸の戸袋、太陽光パネルと屋根の間など)を確認し、ヒナや卵がない巣材などが確認できたら撤去しましょう。なお、鳥獣保護管理法により許可なく幼鳥やヒナを捕獲したり、卵を採取することはできないことになっているため、巣の中に卵やヒナがいる場合は、ヒナが巣立つのを見守っていただきますようお願いいたします。また、市では個人が所有する建物や民間施設にある巣の撤去は行っておりません。
ご自分で巣の撤去等が不可能な場合は、工務店、害虫害獣駆除の専門業者や公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会( 外部サイトへリンク )に御相談ください。(有料になります。)
環境省ホームページ「ドバト被害防止パンフレット「エサをあげないで!」」( 外部サイトへリンク )
海岸や公園などで食事していると、トビが食べ物を狙ってくることがあります。トビは、非常に目がよく、上空で旋回しながら食べ物を確認し、人の斜め後方から音もなく飛来してきます。トビに食べ物をとられたときに爪などでケガをする被害も発生しています。特に、小さなお子様をお連れになっているときは、保護者の方が気配りしてください。
無防備に食事している人を見かけたときは、トビに注意するよう一声かけてあげてください。
みなさまのご協力をお願いします。
知って防ぐトビとのトラブル(神奈川野生動物救護連絡会作成)
国内の野生鳥獣は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により保護・管理されており、鳥獣の捕獲等(ヒナの捕獲や卵の採取も含みます。)は禁止されています。
捕獲等を実施する場合は、許可を受ける必要があります。
手続等に関しては、こちらのページをご覧ください。