ページ番号:3564
更新日:2024年6月27日
ここから本文です。
私たち人間は、便利で豊かな生活を求め、石油や石炭などの化石燃料を大量に燃やして使うことにより大量の二酸化炭素などの温室効果ガスを出すようになり、近年、地表の温度が上昇し、地球温暖化が進んでいます。
このまま地球温暖化が進むと、人の健康や農作物への深刻な影響を及ぼす可能性があります。
このような状況に鑑み、本市はSDGs未来都市として、地球温暖化による気候変動の対策に注力して持続可能な社会を実現するため、令和2年2月7日、鎌倉市気候非常事態宣言を表明しました。
地球上のあらゆる人々が、良好な環境の中で生活することができる社会を創り上げ、将来世代に引き継いでいくために、地球温暖化・エネルギー対策への取組が重要です。
私たち人間は、18世紀の産業革命以降、石炭や石油といった化石燃料から、電気やガソリンなどたくさんのエネルギーを作り、その恩恵を受けてきました。
この化石燃料の使用を主な要因として、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に急速に増加し、地球の平均気温が上昇しており、このままでは、2100年には最大で4.8℃上昇すると予測されています。
(JPG:380KB)クリックで拡大(JPG:380KB)
(出典)温室効果ガスインベントリオフィス全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/( 外部サイトへリンク ))より
地球温暖化は、単に平均気温が上昇するということではありません。
地球温暖化による極端な気候の変動により巨大な台風や集中豪雨が増えるといわれているほか、熱波による死者の増加、干ばつによる食料不足、生態系への影響など、地球環境に様々な影響が既に生じています。
クリックで拡大(JPG:169KB)
(出典)温室効果ガスインベントリオフィス全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/( 外部サイトへリンク ))より
これらの影響を少しでも抑えるため、世界共通の目標として、
これらを目標とする「パリ協定」が2015年に採択され、世界全体が地球温暖化防止のための技術革新や化石燃料を使わないエネルギー政策、省エネを推進しています。
鎌倉市では気候非常事態宣言を行い、2050年に二酸化炭素排出実質ゼロを目指しています。
2020年10月には国も2050年に二酸化炭素排出実質ゼロを目指すことを表明するなど、地球温暖化対策のための温室効果ガスの削減への取組が加速しています。
日本のCO2排出量のうち約15%は家庭から出されています。そのうちおよそ半分は電気の使用によるものです。
まず、自分の家でどのくらい電気を使っているのか確認しましょう。すぐにできる取組みは「節電」です。
こまめに電気を消す、省エネタイプの家電を使うなど、各家庭でできることはいろいろあります。
クリックで拡大(JPG:435KB)
(出典)温室効果ガスインベントリオフィス全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/( 外部サイトへリンク ))より
クリックで拡大(JPG:847KB)
(出典)温室効果ガスインベントリオフィス全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/( 外部サイトへリンク ))より
環境省では、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOLCHOICE(クールチョイス・賢い選択)」の国民運動を進めており、地球温暖化防止のための一人ひとりの具体的行動を掲げて全国民に呼びかけています。鎌倉市としても、このクールチョイスに賛同登録をして、運動を進めています。
地球温暖化をすぐに止めることはできませんが、一人ひとりの具体的な行動が、地球温暖化防止に貢献します。今すぐ、できることから、始めましょう。
現行の計画はこちらの「条例・計画等」のページをご覧ください。
鎌倉市の取組については、鎌倉市の取組をご覧ください。