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更新日:2024年5月21日

記者発表資料発表日:2024年5月10日

市長定例記者会見(令和6年度5月)

市長定例記者会見(令和6年度5月)

本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。

「ゴールデンウィーク期間中の鎌倉市の対応」

市では、ゴールデンウィーク期間中において、各鉄道・バス会社ほか関係機関と連携し、安全対策、観光の分散化をはじめとした混雑緩和や適切な行き先案内、また観光におけるマナー周知などを図り、市民及び観光客がともに「鎌倉の休日」を快適に過ごせるよう取組を行いましたので、報告します。

今年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して初めてのゴールデンウィークでしたが、一部報道によると、円安や物価高による節約意識が働いたことや、全国的に連休が分かれたことにより外出が分散化されたのではないかとの分析がされています。鎌倉市も昨年以上に国内、海外から多くの観光客が訪れましたが、前半3日、後半4日と分かれたことや、天候に恵まれたことから来訪が分散化され、極端な混雑とはなりませんでした。

株式会社NTTドコモの「モバイル空間統計」によると、鎌倉駅周辺の混雑のピークは5月3日午後2時頃であり、前年比の約1.2倍を記録するほか、列車の乗降客数は、JR鎌倉駅が昨年並み、江ノ電鎌倉駅が約1割減と伺っています。

市では、期間中鎌倉駅前に多言語ボランティアガイドを4名配置し、駅前に滞留する国内・海外からの観光客に手荷物預かりのご案内、観光情報の提供や徒歩での周遊ルートのご案内を計4,096名に行う等、駅前の混雑緩和とホスピタリティ向上に努めたほか、SNSを利用した観光マナー啓発や、主要観光スポットの混雑状況が分かる「鎌倉市観光混雑マップ」の周知を行うことで、観光分散化を図りました。

また、ポイ捨て防止のためのごみ持ち帰りキャンペーンの実施として、4月29日に「まち美化推進員」との市民協働により、鎌倉駅周辺でごみ持ち帰りの周知啓発を実施し、12名で約1,500個のティッシュを配布しました。

江ノ電鎌倉駅西口改札における沿線住民等優先入場の社会実験については、江ノ島電鉄株式会社協力のもと、4月24日から4月27日までの間に江ノ電沿線住民等証明書を1,429枚発行しましたが、社会実験の対象とした5月3日から5月5日までの間には、駅改札口の入場規制は行われず駅構外に入場待ちの行列が生じなかったため、優先入場の実施に至りませんでした。

この他、交通混雑が見込まれた鎌倉駅東口駅前広場、小町通り及び鎌倉高校前駅に延べ56名の交通誘導員を配置し、交通安全を図りました。

市民の皆様にもご理解・ご協力いただき、大きな混乱なくゴールデンウィークを終えることができたことに感謝申し上げます。

「わたしのそなえとみんなのそなえONEDAYPLAYPARK」の開催

本イベントは、昨年、市役所の敷地を活用して初開催したもので、家族連れの方を始め約2,500人という多くの方にご来場いただけました。

今年は、市役所敷地に御成小学校の体育館も会場に加え、「わたしのそなえとみんなのそなえ」をテーマに、新庁舎の整備に向けた取組として、大地震などの発生時において本庁舎の果たす役割、重要性について、本庁舎を活用したり、被災地の体験や様々な防災関連企画を通じて、理解、共感を広げる機会として、5月25日(土曜日)に「わたしのそなえとみんなのそなえONEDAYPLAYPARK」を開催します。

熊本地震により市庁舎が被災した熊本県宇土市の市長による講演、市役所見学ツアー、免震体験車、避難所体験など、様々な防災に関する体験を通じて、いつ起こるかわからない災害に備え、より「防災を身近に」考えていただくとともに、この企画を通じて、大地震などの発生時において本庁舎の果たす役割、重要性について、改めて考えていただき、新庁舎の整備の必要性について理解を深めていただきたいと考えています。

昨年度に引き続き、キッチンカーの出店なども予定していますので、ぜひ当日は家族やお友達など皆さんで市役所にお越しいただきたいと思います。

市民ワークショップ「鎌倉こどもミライミーティング」の開催について

現在本市では、令和8年度を初年度とする新たな総合計画の策定に向けた作業を進めていますが、その取組の一つとして、今回、小学生・中学生の皆さんの御意見をお伺いする機会をとして、「鎌倉こどもミライミーティング」を開催します。

日常生活や学校、教育など、自由な視点で「みらいの鎌倉」を参加者と一緒に考えるワークショップであり、令和6年(2024年)5月19日(日曜日)に、午前・午後1回ずつ、計2回開催します。

このワークショップは、鎌倉エフエム放送株式会社様が主催する、おしごと体験「しごとてんmini(ミニ)」のプログラムの一つとして実施するものであり、「しごとてんmini(ミニ)」の詳細については、お手元のチラシのとおりです。

ワークショップの参加者は、市内在住または在学の小学生及び中学生の方で、各回15名ずつ、御参加いただきます。

参加者については、若干名の余裕がありますので、参加希望の方はチラシの二次元コードからお申込みください。

小学生・中学生の皆さんから、「みらいの鎌倉」について御意見を伺う貴重な機会であるため、是非、取材にお越しください。

フランス共和国・ニース市への訪問に係る帰国報告について

現地時間の4月26日から28日まで、千田副市長が姉妹都市であるフランス・ニース市を訪問しました。

今回の訪問では、多くのニース市民に鎌倉を知っていただくとともに、両市の文化、観光等の発展及び交流の促進を図るため、ニース市で初めて開催された、日本の伝統文化・現代文化を発信するイベントであるジャパン・フェスティバル・さくら祭りに出席しました。

本市とニース市は、令和8年に姉妹都市提携60周年をえることから、ニース市のアミエル副市長等と面会し、文化、観光等の様々な分野で両市が一層の連携協力を深めていくとともに、60周年記念事業の成功に向けて、密に協力していくことで一致しました。

60周年記念事業につきましては、詳細が決まりましたら報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。

令和6年度能登半島地震七尾市テント村への職員派遣について

4月の定例記者会見でボランティアの宿泊拠点となるテント村の運営に職員を派遣することについてお知らせしましたが、本日は活動状況等について報告します。

このテント村は、岡山県総社市と登山家の野口健(のぐちけん)さんが代表を努めるNPO法人が3月24日に七尾市の野球場に設置したもので、本市も運営に協力しているものです。

7自治体が持ち回りで2名ずつ派遣し、1クール6名の体制を組んで運営に当たっており、現在は第10クールの職員が運営を行っています。

派遣当初はボランティアのチェックイン・アウトの受付や清掃などの他、強風などで倒れたテントの修復作業に追われ、100張中、一部使えないテントもあったと報告を受けていましたが、現在はNPO法人の協力により、100張り全て使用できるようになり、ゴールデンウィーク中は、ほぼ使用されていたと聞いています。

このテント村は5月31日までの設置となっており、引き続き、職員を派遣していきます。

 

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お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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