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更新日:2024年9月2日
発表日:2024年8月26日
本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。
それでは1件目の「鎌倉市が2025年東アジア文化都市の国内都市に決定」についてです。
まず、東アジア文化都市という取り組みですが、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日中韓3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものであり、これにより、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指すものです。
また、その都市がその文化的特徴をいかして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。
国内では、これまで横浜市、新潟市、奈良市、京都市等が文化庁の認定を受け文化事業を実施してきました。京都市、奈良市と並び称される日本を代表する古都である鎌倉市として、文化を世界に向けて発信することにより、次代に繋がるシビックプライドの醸成及び共生社会の樹立そして世界の恒久平和につながるものと判断し、文化庁へ申請を行い、このたび、鎌倉市が2025年の東アジア文化都市の国内都市に決定しました。
今後、事業の企画・立案・実施のため、実行委員会を組織し、市民や関係団体等との連携・協力により、令和7年1月から12月までの間、中国や韓国の選定都市との交流事業や、既存事業の充実も含め、様々な芸術・文化プログラムを行ってまいりたいと考えています。
続いて、2点目の「令和6年度敬老祝い事業」についてです。
9月16日の敬老の日にあたり、長年社会に貢献されたご長寿の皆様に敬意を表し、88歳及び100歳以上の高齢者の方々へお祝いを贈らせていただきます。
8月1日現在、88歳(米寿)の対象者は1,320名で、対象者の皆様へ市から郵送にて祝品のコースターをお届けします。
また、100歳以上の対象者は182名で、対象者の皆様へ市から、市内の生花店を通じて祝品のフラワーアレンジメントをお届けさせていただきます。
次に、3件目の「令和6年度新型コロナウイルス感染症予防接種の実施」についてです。
令和5年度までは予防接種法の臨時接種の位置付けで行っていた、新型コロナウイルス感染症予防接種ですが、今年度から定期接種として実施をしてまいります。
実施期間は令和6年10月1日から令和7年1月31日までで、65歳以上の方を対象とし実施いたします。自己負担額は3,000円です。
この予防接種は個人の発病又はその重症化を防止し、併せてそのまん延を防止する目的で実施するもので、接種を希望される方が受けるものとなります。
鎌倉市における、新型コロナウイルスワクチン接種の健康被害救済制度の申請件数は資料を添付しましたのでご覧ください。
この中で、死亡案件で認定された事案は、接種当時13歳だったことを公表させていただいております。今年の4月23日の臨時議会において、予防接種健康被害救済認定を受けて給付金を支給した案件について、当日具体的な年齢を公表しておりませんでした。しかしながらその後、保護者のご意向を受けまして、接種当時13歳であることを市として公表させていただきます。亡くなられた方には改めて、心よりお悔やみを申し上げます。
このように、ワクチンには、重症化予防等の効果と共に、稀ではありますがなくすことはできない健康被害というデメリットもありますので、市民の皆さんには、双方をよく理解した上で、接種するかどうかの判断をしていただければと思います。
最後に、4件目の「市議会9月定例会提案予定議案」についてです
市議会9月定例会が9月4日に開会されることになりましたので、提案予定の議案についてお知らせします。
今回、提出を予定している議案は、条例の一部改正が5件、一般会計の補正予算が1件、令和5年度の一般会計、特別会計及び下水道事業会計の決算の認定が7件、その他として、市道路線の認定などが3件人事案件1件報告が4件です。
今回の補正予算には、小規模保育施設等の施設整備に必要となる経費や、アライグマやタイワンリス等の処分費用の追加分、小中学校の外壁修繕や小学校体育館トイレの洋式化等整備に係る費用の追加分などを計上しました。
私からの説明は、以上となります。引き続き比留間副市長から議案の概要について、説明いたしますので、よろしくお願いします。
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