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更新日:2024年5月9日
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弁護士や司法書士などの専門的な資格を持たない「一般の市民による後見人」で、家庭裁判所に「成年後見人」として正式に選任された市民のことをいいます。
判断能力が不十分な方に代わって、様々な支援を行います。専門性(難しい法律関係)が必要とされず、また、紛争性のない案件を担当してもらうことになります。
ご本人と同じ地域で生活している市民が後見人を務めることで、地域の実情に合わせた支援を行うことができます。
例えば
基礎・実践の市民後見人養成講座を修了した後に、権利擁護に関わる支援員として一定期間活動し経験を重ねると、後見人候補者名簿に登録されます。その後、家庭裁判所の選任を受けることで、市民後見人として活動できます。
成年後見制度、民法(家族法、財産法)、関係制度や法律など成年後見にかかわる基礎的な内容を学びます。
対人援助の基礎や体験実習、成年後見の実務など成年後見にかかわる実践的な内容を学びます。
法人後見支援員として法人後見を実施している団体と契約を締結し、実際の後見業務を学びます。
選任された市民後見人の方々が円滑に活動できるよう、鎌倉市成年後見センターが支援します。
また、養成研修修了者等を対象に、制度改正等への対応やスキルアップを目的とした研修を実施していく予定です。
令和6年度から市民後見人養成講座を開始します。今回は基礎研修(Ⅰ・Ⅱ)と修了後に受講する実践研修の2部制です。受験資格や申込方法等は事前に説明動画でご案内しますので、下記にある説明動画の視聴申込をしてください。
5月1日(水) ~ 7月5日(金)
下記のURLにアクセス、又は二次元コードを読み込んでいただき、お申込みをお願いします。
https://forms.gle/17QWjo7TtamrmfmZ7( 外部サイトへリンク )
6月3日(月) ~ 7月5日(金)
基礎研修Ⅰ(動画配信及び一部集合研修) 7月19日(金) ~ 8月20日(火)
基礎研修Ⅱ(集合研修) 9月9日(月)(予定)
実践研修(集合研修) 10月 ~ (予定)
※氏名・ふりがな・郵便番号・住所・電話番号・メールアドレスを記載し送信してください。
鎌倉市では、「鎌倉市市民後見人養成講座」を平成30年度から開始し、合計5名の方が修了しました。
法人後見支援員として活動した後、そのうちの2名が現在市民後見人として活動しています。
「市民後見人の志望動機は、今までは、私が多くの人に支えられてきましたが、これからは人を支えることを含めて社会貢献したいとの思いからです。活動内容は、施設入所者との面談、緊急受診時の同席、生活必需品の購入等です。重要なことは、本人の心身の状況を把握することですが、そのためには、良好なコミュニケーションを保つため、本人に寄り添うことを心掛けています。この活動は、私のライフワークと考えています。」
「私は障がいのある方との関わりや親の介護の経験を生かし、地域の人の役に立てたらと いう思いで市民後見人になりました。障がいのある方を社会福祉協議会と複数後見で支援 しています。月2回通所施設とグループホームを訪問し面談、小遣い受け渡し用現金の管理、病状確認のため病院同行、福祉サービスの手続きなどの支援です。ご本人が住み慣れた地域で安心して暮らせるように身近で見守り、ご本人の意思を大切に支援しています。」