ここから本文です。

更新日:2023年1月17日

第4回ワーキンググループ議事概要

令和3年(2021年)1月25日(月曜日)に開催された、第4回ワーキンググループの議事概要は次のとおりです。

議事概要

1市民活動推進基金の設置について

・この基金に市民以外の方が興味を持つかはわからないため、呼びかける対象は鎌倉に関わりのある方になるのではないか。
・間口を広げつつ呼びかける対象を絞って施策を講じたほうがよい。
・“市民応援サポーター”など寄附者が興味を持つようなことは深堀したほうが良い。
・ふるさと寄附金は主に市外の人が返礼品を目当てとしていると思う。その人達にこの基金の趣旨を理解してもらうよりは、企業を対象にしても良いのではないか。
・企業も大変な状況になっているため、どこまで寄附してもらえるか不明である。
・全国的に『SDGs』が注目されているが、ある団体では『SDGs』が団体名になっていることで企業から寄附していただくことや会員になるきっかけになっていると聞いたことがある。企業としては『SDGs』に関わっていることを外部にアピールできると考えているみたいである。
・基金についてもネーミングは重要であると思う。
・寄附することで企業のイメージアップにつながるようなインセンティブがあると良い。
・鎌倉市として『SDGs』に取り組んでいるから、それと絡めることは重要である。
・鎌倉のブランド力を生かしたほうがよい。寄附をすることで市外の方にも「鎌倉を支えている」という思いを持ってもらえるようにすると良い。
・市民活動を知らない人に寄附してもらえるようにすることは、ハードルが高いと思う。そのため、市民活動を知っている人にアプローチしていくのが良いのではないか。
・ふるさと寄附金を活用する方には、市民活動をしている人もいるため、鎌倉の市民活動を応援しようと思ってくれる人もいると思う。
・漠然とした文章ではわかりにくいので、写真や映像でこんなことをやっているということを実感できるように見せていったほうが良い。
・基金の愛称だけではなく、キャラクターがいればよりキャッチ―になると思う。楽しくやらないと集まらない。
・来年の大河ドラマに合わせて、それに関連する制度があると面白い。
・熊本城の「復興城主」制度は寄附者に対して「城主証」を授けることしているが、鎌倉でも「御家人」や「将軍」などといった称号を授けても面白い。
・寄附者が鎌倉のまちづくりに関わっているという意識が醸成されて、まちに目を向けるようになるのではないか。
・コロナ禍で中々寄附を集めるのは、難しい状況である。ただ、コロナに関連する寄附は、寄附者が必要性に共感できることがあるため、集まることもある。いかに共感を呼んで心に響くような必要性をアピールしていくか。
・企業は、子育て支援、環境支援、貧困問題のようなわかりやすい支援だと寄附しやすい傾向にある。また、企業の理念に合致しているかどうかやESG投資がポイントになる。
・市内で活動している団体は、子育て支援や緑地保全をしている団体が多い気がするので、そのあたりを前面に出していくのが良いと思う。初年度は、「こういう活動している市民活動を支援し活動を盛り上げる」という見せ方で良いのではないか。
・歴史や文化推進に関する団体も多いので、そういうところを打ち出していくのも良い。
・「鎌倉FM」を使って、番組枠をもって基金や市内で活動する団体の情報を出していくのも良い。(市民活動センターで番組枠を持っている。)
・市民一人一人の活動が市をつくっていることをアピールしていく必要がある。(市民活動の重要性)

2スタートアップ支援制度について

(1)対象団体

・助成制度を活用する際に、規約を整理したり何を目的に活動するのかを確認するなどをしたが、団体にとってとても良い経験になった。
・対象団体にある「原則3年以内」の「原則」については、コロナ禍で活動が停滞してしまった団体もあると思うので、あったほうが良いと思う。

(2)申請回数

・「1団体あたり1事業のみとする」ということを明記しないと、同じ団体が違う事業で複数申請することも可能であるとみられてしまうので、書き方を工夫したほうがよい。

(3)対象経費

・スタートアップを活用する団体は、ある程度小規模な事業からスタートすることが予想されるので、基本は事業費としたほうが審査面でもわかりやすいと思う。
・運営費を対象にすることで、例えば家賃だけで補助金を使うこともあると思うので、事業費に対する補助で良いと思う。
・大枠の経費で補助すると団体としては、ポジティブに考えると「任された感」があるが、実務的には厳しかったのかもしれない。
・補助額が10万円程度であるため、事業費に対する補助で良いのではないか。
・事業費としながらも使途は幅広く見てあげることで良いと思う。

(4)評価

・評価については、事業の成果は見るが、その活動がどうやったら続くかという視点で評価することが重要で、可能であれば公開の場で報告してもらうのが良い。

(5)伴走支援

・心ある方が活動しやすい環境を整えてあげることが大切で、制度を実施していく中でどのようにフォローしていくかが重要であると思う。
・伴走支援については、中間支援組織として支援をすることだけではなく、他の市民活動団体からメンバーを出してもらって、サポートチームを組むようなことができれば良いと思う。
・「LGBTを理解・支援する人」のことをアライ(ally)というが、アライ(ally)の考え方は、貧困支援や障害支援などLGBTだけではなくつながる話だと思う。理解者を増やしていくのが重要。
・団体を運営する際に色々な方に助けていただいた経過があるので、次やろうとする人に応援したいという気持ちがある。例えば、自分と同じような内容で活動している団体が困ったときにNPOセンターにつなげてもらい、サポートチームの一員となってフォローやアドバイスはできると思う。
・アライ(ally)を増やすことを目標とすることも伝えることが大切ではないか。
・メンターをつけることも良いと思う。
・相談しやすい環境があると団体として活動しやすいと思う。
・横のつながりがあり、お互いにアドバイスし合う関係があると団体として成長する。地域の中(身近な団体)の横のつながりが大事。
・現実的に中間支援組織がすべての伴走支援を実施するのは難しいので、地域の中で同じ目線でアドバイスしてくれる人やそれでも足りない場合は、他地域で似たようなテーマで活動している人たちに聞けるような環境にあると良いと思う。
・つなぐ場所ができると相談もしやすいと思う。
・先輩の団体がいてくれて相談できるような仕組みや場があると良い。
・NPOセンターが団体を紹介できるように情報を集め、相談があったときにつなげることができるようにする。ただ、つなぎ先の団体の負担にならないようにすることも必要である。
・成功体験も失敗体験もしている先輩の話を聞けるのはすごく良い。
・受け入れる側のインセンティブも考えておいたほうが良いのではないか。
・鎌倉らしい伴走支援の方法を検討していければ良い。
・先輩の団体からどのようにすれば継続できるのかアドバイスがあるとありがたい。
・予算の作り方を教えてもらえたときにありがたかった。
・この制度を活用した団体のロードマップは難しいが、伴走支援を受けることが重要になってくる。
・伴走支援:実務的なこと(会計等)、リーダーの壁打ち(モチベーションの維持のために)
→専門家や先輩(距離が近すぎると相談しづらいケースもあるため、その場合は異業種や鎌倉市以外で同じような事業をやっている人など)

3その他

(1)協働のハンドブック

・今年度策定予定の職員向けハンドブック(基礎編)の目次案について説明。

(2)次回のワーキングについて

・次ワーキングについては、議題や日程が決まり次第ご連絡させていただく。

第4回ワーキンググループ議事概要(PDF:136KB)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。

Adobe Readerをお持ちでない方は、下記リンク先から無料ダウンロードしてください。

鎌倉市ホームページについて

お問い合わせ

所属課室:市民防災部地域のつながり課地域のつながり担当

鎌倉市御成町18-10 第3分庁舎1階

電話番号:0467-23-3000

メール:npo@city.kamakura.kanagawa.jp

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示