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更新日:2023年4月3日

鎌倉駅西口周辺のまちづくりアンケート結果概要

鎌倉駅西口周辺のまちづくりについて、「こんなまちにしていきたい」や、「まちづくりの実現に向けた具体的な提案」など、市民の皆様からのご意向・ご意見を伺い、今後の計画づくりに反映するために平成13年6月25日から7月6日に実施した「鎌倉駅西口周辺のまちづくりアンケート」の集計結果の概要をお伝えします。

  • 実施期間

    平成13年6月25日(月曜日)から平成13年7月6日(金曜日)の12日間

  • 実施方法

    鎌倉駅西口周辺の一定範囲の居住者、権利者、商業者の方へアンケート用紙を送付、また、市役所本庁舎、中央公民館、中央図書館、JR・江ノ電鎌倉駅、鎌倉NPOセンターにアンケート用紙を配置することで約700部を配布しました。

  • 回答方法

    アンケート用紙に添付した封筒で返信していただきました。

  • アンケート配布・回収数

    配布数993票に対し回収数は293票で、回収率は約30%でした。

  • 回答者属性について
    • 来街者のプロフィール
      1. 壮年から老齢の男性(50歳代以上8割強)
      2. 西口周辺または鎌倉地域に居住(87%)
      3. 自営業または無職(女性の場合は主婦)
      4.  居住地の近くで就業
    • 権利者のプロフィール
      1. 中年から壮年の男女(30から60歳代約8割)
      2. 鎌倉地域に居住(73%)する会社員・公務員
      3. 市外への通勤者(44%)
  • 西口周辺等の利用状況
    • ほとんどが日常の利用で、買物利用が中心
    • 来街手段は、西口周辺居住者は徒歩利用が中心
    • 鎌倉地域や深沢地域居住者は自家用車やタクシー、ミニバス利用
    • 腰越地域や大船地域居住者はJRや江ノ電利用
    • 腰越地域居住者は路線バスや自家用車利用
    • 市外居住者はJR利用と自家用車利用
  • 東口及び西口駅前について
    • 東口駅前について

      大幅な改善整備は望まないものの、自家用車とバス(ミニバスの導入含む)やタクシー(乗合タクシーの導入)の利用利便を良くし、待ち合わせ場所の整備(45%)などを望む声が多い。

    • 西口駅前について

      ミニバスの積極的な導入(38%)とそのための駅前広場の整備(36%)、自家用車の利用利便の向上(待機スペース移設含む)、乗降客や来訪者のための空間・施設の確保など、大幅な整備改善を望む声が多い。

  • 駅からの景観について

    駅からの景観への配慮を望む声が多く、東口側では計画的な整備、西口側では現状眺望の維持(31%)・看板の整序(60%)を望む。

  • 東西連絡通路について

    何らかの方法で東側と西側の連絡を良くする事を望んでおり、特に駅構内での自由通路の希望(54%)。

  • 市役所通り(西口駅前広場から紀ノ国屋交差点)について
    • ほとんどの人が狭くて危ないと感じている。
    • 路上停車の禁止要望(45%)、停車スペースの確保(37%)、スムーズな通行が可能な車道の確保(34%)等の根本的な改良整備が必要。
    • 車両の進入制限については、来街者は、進入制限(33%)・駅前広場の立体利用(40%)により駅前を人に開放等の歩車分離及び歩行者対策に対する強い希望。
    • 権利者も、進入制限(19%)と駅前広場の立体利用(23%)を理想と考えているが、現実的には車で進入できた方が良いと考える。
  • 商店街の利用について
    • 利用頻度について

      毎日及び週数回の利用頻度を見ると、東口側の商店街(54%)、御成・西口商店街(41・43%)ともに比較的良く利用。

    • 自家用車利用について

      御成商店街、西口商店街ともに自家用車による利用は少なく、多数が自家用車以外での利用(64%) 。

      駐車場所は、最寄の駐車場・指定駐車場に駐車する割合が高い 。

      商店街利用の目的の多くが買物・飲食利用のためであり、西口商店街では銀行等のサービス利用も多い。

  • 商店街の現状と改善について
    • 現状については、改善に対する意向が強い。
    • 改善方法は、商店街へのアクセス利便の向上(道路整備・交通規制、駐車場)、休憩場所の整備、店舗の整備(種類)、商品の価格などへの希望が出ている。
  • 西口周辺導入施設について
    • 導入の希望に際立った施設はなく、多くの施設に対する導入希望が強い。
  • 西口周辺整備の事業主体について
    • 行政機関への期待(59%)が大きい。
    • 権利者では、共同事業による整備(28%)、来街者では、組合など団体による整備(26%)とする意見も多い。
  • 権利状況
    • 過半の権利者が、土地及び建物を個人所有し、自己利用。
    • 多くの権利者が、地区内に居住しており、店舗・事務所としている方も(賃貸利用を含め)多い。
  • 周辺環境について
    • 道路や建物などは、防災上好ましくない状況にあると考えており、環境の悪さを指摘。
    • 現状を容認する方も多い(30%) 。
    • 環境改善のための公共施設の整備の必要性については、個人の土地・建物に影響が及んでも(影響の程度によるも含めて)整備が必要(53%)。
  • 将来の土地建物の利用について
    • 土地の利用について(土地所有者)

      現在のまま自己所有する(62%)が、将来のまちづくりの中での移転や土地の集約(整形)化の可能性については、可能とする意見と不可能とする意見が分かれる 。

    • 建物の利用について(建物所有者

      現在のまま自己所有する(52%)が、将来のまちづくりの中では、移転可能(47%)が不可能(30%)より多い。

      共同ビル化については、可能と不可能の意見が分かれる。

  • まちづくりのルール化について
    • ルールづくりは必要(69%)。

お問い合わせ

所属課室:まちづくり計画部市街地整備課市街地整備担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3836

メール:ur-ofuna@city.kamakura.kanagawa.jp

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