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更新日:2024年8月26日
令和4年度(2022年度)に策定した「鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想」の内容を踏まえ、導入機能、規模、事業手法等を整理した「鎌倉市市庁舎現在地利活用基本計画」の策定を進めています。
令和5年(2023年)8月時点の検討状況を「鎌倉市市庁舎現在地利活用基本計画中間取りまとめ」として取りまとめました。
鎌倉の拠点である市庁舎現在地は、手続や相談といった行政サービス機能や情報発信機能、鎌倉駅周辺にある公共施設(中央図書館、鎌倉生涯学習センター、市民活動(NPO)センター)を複合化し、これに民間機能も加わることで、鎌倉の拠点にふさわしい新たな価値を創出します。
市庁舎現在地は、誰もが気軽に利用でき、つどい、まなび、つながる、魅力あふれる居場所として新しく生まれ変わります。
ふみくら(文庫)とは
資料を整理して保管する建物を意味する言葉で、その起源は古く、奈良時代にさかのぼります。鎌倉時代には、武家文化における幕府等の資料を保管したものや御家人などの屋敷にも「ふみくら」が設けられており、書写などの活動も行われた場であったそうです。
先人から受け継いだ情報や知識が万人にひらかれ、多様性の視点で人・物・事の交流をむすび、まちや社会にいきる“知恵”を共創する場として、この拠点のビジョンを「ふみくら」と名付けました。
(注)配置や規模を表現したものではなくイメージイラストです
「行政手続・相談」スペースに行ってみよう。オンラインでもできるけど、丁寧に説明してくれるし、終わったら「閲覧(静読)」スペースで読みかけの本を楽しもう。
今日も子どもと一緒に行こう。同年代のお友達もできたみたいだし、私も子育ての悩みや楽しみを共有できるパパ友・ママ友ができて良かったぁ。駅の近くにあるのは助かるよね。
「キッズ」スペースでの絵本の読み聞かせイベントに参加してから家でも絵本を読む習慣がついたわ。
天気が良い日は、同僚誘ってキッチンカーのお弁当で「広場」ランチがマイブーム。
「カフェ」もあるからコーヒーのテイクアウトもできて、これで午後の仕事も頑張るぞ。
今日は「ホール」で合唱の練習。少し早めに行って「ギャラリー」でも見ようかしら。
練習の後は皆でお茶しながら反省と発表会のチラシ作成。今日はデザインが得意な高校生が手伝ってくれるみたい。
テストが近いから、今日はクラスメイトと「学習」スペースでテスト勉強する約束。
集中できるし、分からないところは教えあえるから、テスト前は毎日のように通っちゃう。これでテスト対策もバッチリ!
大学の課題で調べものがあったから「調査研究」スペースを使いに来たんだけど、気分転換に休憩してたら「ホール・発表」スペースの方から素敵な音楽が聞こえてきた。課題が終わらせたら、ちょっと行ってみようかな!
仕事帰りに「共創」スペースに寄っていこう。
地域にもっと関わってみたくて、この前参加した「鎌倉をもっと好きになるプロジェクト」は面白かったなぁ。今度は自分でもイベントを企画してみたいな。相談してみよう。
災害時
災害時には、市民・来訪者等の避難スペースとして機能します。日頃から周知を図るなど、市民の皆さんが緊急時にスムーズに避難できるようにします。
•閲覧スペース(静読、会話可能、グループ)、キッズスペース、若者(ヤングアダルト含む)スペース、学習スペース、調査研究スペース、近代史資料スペース、郷土資料スペース、朗読・録音室、書架、など
•共創スペース、市民活動スペース、ボランティアスペース、集会室(音楽室、和室、創作室、調理室など)、ホール(楽屋含む)、ギャラリー、歴史文化観光情報発信スペース、など
•手続スペース、相談スペース、備蓄倉庫、書庫(歴史的公文書)
(注)上記は公共部分に関する導入機能や施設規模で、このほかに民間機能が加わる予定です
『ふみくら』の複合化イメージ
全体を一体的な空間として計画する
災害時の利用イメージ
災害時にはスペースを活用し、防災活動拠点や避難者対応ができるように計画する
従来の複合化イメージ
各機能は基本的には独立し、共用部の統合により効率化が図られる
現在の市役所1階で対応している主な手続や相談機能については、オンラインも活用しながら【A】~【C】のいずれかの方法で対応し、「できない手続きはない」状態を目指します。
【A】【窓口スペース】
(5席×12平方メートル=60平方メートル)
対面相談(総合相談窓口)
【B】【個室ブース】
(5席×18平方メートル=90平方メートル)
オンラインで新庁舎の窓口と接続
【C】【手続スペース】
(10席×7.2平方メートル=72平方メートル)
オンライン
現在の市役所1階で対応している主な「手続・相談」例
•コンシェルジュが、来庁された方のお話をお伺いし、意向に沿った手続・相談を提供できるように体制を整えます。
•オンラインに不慣れな方や初めての方にも、サポートスタッフが寄り添い、安心して手続・相談できるようにします。
•上記の【A】~【C】の席数につきましては、混雑状況を鑑みながら、席数を増減することで柔軟に対応します。
市民対話やイベント(ONEDAYPLAYPARK)、おしゃべり会(公共施設のあさって)などを通じ、たくさんのご意見やアイデアを頂戴し、誠にありがとうございました。ご意見やアイデアをもとに、この場所で、どのような過ごし方が望まれているのか、どのような機能が求められているのか、皆さまの想いを、基本計画としてまとめてまいります。(市庁舎現在地の利活用については、新庁舎の整備とともに平成27年3月に策定した鎌倉市公共施設再編計画に基づき検討を進めてきたものです)
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お問い合わせ
所属課室:まちづくり計画部市街地整備課庁舎整備担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階
電話番号:0467-23-3000