ホーム > 教育・文化・スポーツ > 生涯学習 > 鎌倉市生涯学習センターの管理運営の見直し(利用区分等、指定管理者導入)経緯と見直しの内容
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更新日:2025年4月25日
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「鎌倉市生涯学習センター管理運営の見直し」につきましては、より多くの人たちがあらゆる機会や場所での質の高い学習ができるような社会、環境を目指すことにあります。
平成26年度に実施した生涯学習センターに係る市民意識調査・同時調査の結果、いまだ解決できていない課題や昨今の社会的ニーズの多様化、社会変化のスピードが速い状況、また新たな感染症の影響による新しい生活様式への取組など、人々のライフスタイルが変化してきている今日的な様々な課題への取組も必要となってきました。
このため、あらためて令和3年6月にアンケートを行い検証したところ、次の課題に対応していくこととし、また、課題を解決するために、民間ノウハウを活用し、さらなる施設管理の充実や多様な市民ニーズにあった学習づくりを行い、生涯学習センターが魅力的な施設となるよう取り組んでいくものです。
夜間の利用率が低い理由として、「夜間に開館していることを知らない」、「夜間開催している講座が少ないこと」、「家事等で忙しい時間帯であること」、「夜間の外出に抵抗があること」といったことで利用者が夜間使わないことがわかりました。このことから基本開館時間を夜9時までに変更しました。しかし、利用者の中には定期的に夜間を利用しているところもあることから、利用区分の中に延長利用(夜9時から夜10時まで)を可能としました。
皆さんが予約を取りやすくなるよう、貸出時間枠を3区分から、貸出時間枠を5区分(利用時間2時間)に増やすこと。そして入れ替え時間も作るという結論に至りました。
これらを実現するためには、条例で定められている利用区分の変更が必要です。
現在のコロナ禍において、本来ならばもっとオンライン等を効率よく活用して、講座を拡充していかなければならない状況ですが、技術的に困難で実現に至っていません。
また、利用者からの要望等に応えるには、柔軟な対応が必要になります。
これらの課題解決には、利用者のニーズに迅速かつ効果的に対応できる民間のノウハウを活かした運営ができる指定管理者制度の導入が有効であるという結論になりました。